第6話 がらくたアクトラクタ
ジリリリリとけたたましく鳴り響く呼び出し音で目が覚めた。
窓から差し込む心地良く柔らかい日差しが俺を照らしている。なるほど、三時間くらいは眠れたんじゃなかろうか。
妹に邪険にされ気を落とした俺は、あの後、仕事の疲れを取るべく自室で眠ていた。
で、その安眠を妨害する不心得者は誰かと携帯の呼び出し画面を見れば、表示されるのは同僚の名前。本心を言えば出たくないんだが、そうも言ってられんだろう。はー、だる。
「もしもし? 仕事の話なら通信用概符でしてくれってこの前も言ったよな?」
「えーだってぇ、そうすると裁駕クン出てくれないじゃない。それにぃ、こんな美人とプライベートで繋がれるんだからぁ、文句言わないの」
「切るぞ」
「せっかちな男は婿の貰い手」
ブチッ! ツーツーツー。
煩いので切った。俺は疲れた。俺は寝る。しかし目をつぶり体を布団の上に横たえ、うとうと仕掛けた頃、またすぐにコール音が聞こえてきた。
「ああっ、糞!」
俺は悪態を付きながらも起き上がり、通話をオンにする。
「もしもしィ、せっかくの休日を台無しにしようとする不届き者は誰ですかぁ!?」
「かわいいかわいいクレアちゃんよお。あんまりうだうだ言ってるとぉ……」
彼女の含みのある口調を聞いた途端、俺の頭にこの同僚様に握られている弱みが軽く二十個ほど浮かんだ。そう、俺は彼女に逆らうことなんてできないのだ。遺憾なことに。
女は強い生き物だよなあ……。男はいつも弱い。はあ、今日は瑠羽と久々の休日を満喫する予定だったんだが。どうしてこう面倒事は俺につきまとうんだ?
……なーんて言っていても始まらない。人生とは理不尽なもんだ。仕方がない。
それに、気になることもないではないしな。
「……はいはい喜んで行かせていただきますよ。ああ、もうどうとでもなりやがれ……」
そうしてやってきた仕事場には、吠えグセのある赤く小さな獣が待っていた。
「私ともう一度戦ええ! この卑怯者がああっ!!」
そう目の前で喚き散らすのは例の赤眼赤髪の少女。今にも俺に飛びかからんばかりの勢いで咆吼している。相変わらず元気が有り余ってるらしい。
ちなみにここは天神町鳴滝留置所、その5階に位置する取調室。狭くて窓もない部屋に机一つと椅子が二つあるだけの、なんと言えぬ圧迫感がある空間である。
少女は椅子から立ち上がって机をバシバシ叩き、喚いていた。
これじゃあどっちが取り調べをされてるんだかわからん。思わず苦笑してしまった。
「おい、返事をしろ、恥知らず! 聞こえぬのか! ……なにを笑っている!」
電話では取り敢えず取り調べを手伝えとのことだったので、昨日のファンキー少女が護送されたという留置所までやってきたわけだが、この様だ。ファッキンクレア。
「これが休日出勤した優良公務員への仕打ちかよ……。こんなのおかしいだろ」
「ごめんねえ、もうバレてたみたいだから私、裁駕クンがズルしてたのゲロっちゃって。そしたらこの子手がつけらんなくてねえ。あと他にも色々めんどくさいから裁駕くんに取り調べお願いしたいなあ、って思ったの。いつもならこんなかわいいコ、絶対離さないんだけどお、件のシリアルキラーの対応にも追われててクレアちゃん絶賛大忙しなのね。じゃあ、あとよろしくう」
そう言って俺と少女だけを残し、クレアは取調室の扉に手をかけた。驚いたことに、どうやら彼女はこの場を去ろうとしているようだ。おかしいね。
あいつ正気か? こんなキチガイと二人きりになれというのか。
「ふざけんな! お前がサボるためになんで俺が」「私を無視するなああ!!!」
俺の声は少女に遮られた。少し黙っててくれないかな、この子。
「じゃあねー。たまには若い女の子と、ってのもぉ、悪くないと思うわよ?」
「おい! 待て!」
「これまでに得た情報はさっき渡した資料にぜえんぶまとめてあるからぁー。バーイ」
クレアは本当に部屋を出ていった。夢であって欲しいことこの上ないが、現実だった。
少女には怒鳴られ、同僚には全てをぶん投げられた挙句逃げられ。そして今日は本来休日だったのにも関わらず出勤。そしてなにより、妹の機嫌も損ねてしまった。
いくらなんでもひどくねえか? 何、今日は厄日なの? あーやだやだ。帰って寝てえ。
などと止まらない愚痴をやっとこさ心に留めおく内にも、少女が赤髪を逆立てんばかりに俺に猛アタックしてきていた。
「夷人! 私の問いに答えろ!」
「えーと、その、なんだ、あんまり暴れると無実の罪が増えるぞ?」
この子なら本当に何らかの新たな罪をこの場で作ってしまいそうだったので、俺は一応忠告しておいた。もちろん、自分の命のためである。何をするか予測できない奴というのは大変危険だからな。できるだけこの子の思考を自分の制御下に置いておきたい所だ。
「はっ、言うじゃないか。そうと分かっているのなら、解放したらどうだ?」
どういうわけか彼女は俺の言葉に気を良くしたらしく、口元を緩ませるとどかっと椅子に腰を下ろし、足を組んだ。
「いやいやいや、いきなり夜道でおっさん狩りしだす様な危ない子を何のペナルティもなく解放出来んだろ」
「私はそんなことをした覚えはない! いいから私ともう一度戦え!」
急に前のめりになって机をバンと叩く少女。もし壊したら俺の責任とかになっちゃうのかな? やだなあ……。それだけは勘弁願いたい。
「言ってることが矛盾してるってわかんねえかなー。はあ……。まあいいや、じゃあ俺の質問に答えてくれたらもっかい闘ってやるから。それでいいか? お嬢さん」
「私の名はウルティオだ! 子供扱いするな!」
ほうほう、名前はウルティオ、と。さっきクレアから渡された資料にあった通りだ。
他にもその資料には聴取結果や昨日の戦闘についてなど様々な情報が記載されており、俺が気になっていたことは大部分判明した。が、念の為実際に探りを入れておこうかね。
「はい、では質問一。ウルティオちゃんはどうして俺に襲いかかったのかな?」
「我らの革命のため。そして復讐のためだ。わかったならとっとと私の呪符を返せ」
この子が今言った通り、彼女の呪符はこちら側で押収させてもらっている。魔導師にとって呪符は凶器みたいなもんだからな。
「駄目だ。質問一って言っただろ? なら二があるのは当然だ」
「くっ、やはり姑息な輩だ。早くしろ……!」
「質問ニ。でもそれは勘違いだった。そうだな?」
「ああ。それはあの女の説明で理解した。貴様に誤って襲いかかった不手際は謝罪しよう。そ、それについては本当に申し訳ないと思っている。私としたことが頭に血が上り、冷静さを欠いていた、済まない。……だが、それとこれとは話が別。卑怯な手を使われたとはいえ私が敗北したとなれば、我等の士気に関わる。故に正々堂々もう一度勝負しろ、道化」
なんだかよくわからないが、彼女は結構偏った思想団体のトップらしい。全くふざけた組織があったもんだ。こんないたいけな少女をリーダーに仕立て上げるとは。
そんなあきれも程々に、俺はもう核心に迫ることにした。面倒事は大嫌いだが、関わっちまったもんは仕方ない。とことん付き合ってやろうじゃあないか。
「うんうんそれもお前が質問に全部答えてくれたらな。じゃあ次の質問。お前の住所、いやそれだとちと違うか。お前は、そうだな……どこから来た?」
そう俺が尋ねると、彼女は居住まいを正し、凛とした赤く美しい目でこちらを真っ直ぐに見つめ、ゆっくりと語りだした。どこか人を惹きつける明朗な声で。
「私はここではない別世界或いは別次元、その小国、ヒノクニから来た。血の次元の奴らを叩きのめす為。だが私は、次元軸の移動に失敗したらしい。ここはどうやら私の目指した世界ではないようなのでな」
異世界から私は来た。彼女は確かにこう言った。突飛なことに聞こえるが、彼女の言うことは決して有り得ないことではない。ここではない別世界からの訪問者及び漂流者がこの世界にやって来る、或いは不時着することがあるというのは珍しい事だが、なくはない。
まあ、とは言っても、俺達の暮らすこの世界では別世界への移動を可能とする魔法は失われて久しいわけで。俺達がそれを行うのは不可能であるのだけれど。
だが、別世界においてはそれを可能とする魔法及び科学技術が存在することもあると聞く。世界は可能性の数だけ存在しているという定説を信じるのならば、そのような手法が存在する世界があったとしてもなんらおかしなことではないのだろう。
現に俺の父は、異世界からこの世界へとやって来たと自称していたらしい。ほんとかよ。
「つまり、お前は別世界の住人ということでいいんだな?」
「ああ。私がいたのは貴様等のような平和に塗れた世界ではない。世界とは自分が生きている物の他に無数存在している。その内の平和が壊された世界、とでも言おうか。私のいたその世界は、別世界の畜生共に侵略され、破壊の限りを尽くされた。そこから私は貴様等が住むこの異世界へとやってきた」
これはまた、随分殺伐としたところからやってきたんだな。そのハード過ぎる環境が、この幼い見た目に合わない過激で堅苦しい喋り方と妙な迫力を生んだのだろうか。
自分で言うのも変な話だが、天神町は彼女の言う通り、御上直下の俺達治安維持局によって平和が保たれている。よって民の安寧と笑顔は曇らない。
だが、もし俺達が屈すれば、このウルティオを名乗る赤き少女のような、悲しい顔をした子供がこの世界にも溢れうる。そう考えると、改めて勤労意欲が湧いて来るってもんだ。
「なるほどそれならお前が昨日やらかしたこととも辻褄が合う。今の言葉に嘘は無いか?」
「ああ。虚言を吐く理由などないからな」
彼女は堂々たる佇まいでそう言い切る。そこに偽りの臭いは感じられない。
そして何よりも、不必要な嘘はつかないだろうと思わせるだけの高潔さを、彼女は持ちあわせていた。意図せず纏っているであろう、悲壮感とともに。
「そうか。んじゃあ、ぶっちゃけ、別に俺と戦う理由なくねーか?」
「臆病風に吹かれたか、外道。不当な勝利によって私の名誉が穢された。その禊が必要だと既に私は言ったであろうに」
「そうくるかー」
俺は思わず頭を抱えた。
すると少女はそんな俺の顎を掴み、無理矢理に自分の方へ俺の顔を向けさせてきた。
整った造形の御顔が至近距離に迫り、俺と彼女の目線が半強制的に、合わせられる。
白く美しい痩けた頬、鋭く大きな赤眼、それ等を覆う新鮮な血のように赤い髪。その極彩色に目を奪われた。と思った次の瞬間には、心まで彼女に奪われたかのような感覚。胸の奥が彼女に付き従いたいと言い出すかのように、不思議な高揚感が体を包む。
どくん、どくん、と熱い血の流れを感じる。そして、少女の血流を錯覚しさえしている。
彼女の放つ圧倒的カリスマのようななにか。それを至近距離で体感した俺は、彼女のその魅力に、呑まれかけていた。まるでそれは高位ストラージャが放つ、英雄或いは悪党特有の絶対的求心力のようであり、常人には逆らい難い、強烈な引力を持った蠱惑だ。
「……それに、私にはあまり時間が無い、早くしろ。……おい、聞いているのか、毛唐」
彼女の赤い唇が動いているのは分かっていたが、その声が耳から脳へと伝わるのには、少々時間が必要だった。それだけ俺は、彼女の魅力に当てられていた。
「……あ、ああ、悪いな。んで、それはまたどういう理由で?」
「共に来た同胞がどうなったのか調べねばならない。彼等が次元軸の移動に成功したのか失敗したのかさえ定かではないのだ」
なるほど、仲間とはぐれたのね。
しかもこいつそれだけじゃなく転移先ミスってるし、俺に間違えて攻撃したみたいだしで俺目線だとかなりおっちょこちょいな奴ってことになるが、色々大丈夫か?
「ふむふむ。で、それに関係するかもしれないんだがこの顔に見覚えはないか?」
そう言って俺は、今巷を賑わせている犯罪者達の顔写真を何枚か手渡す。
ちなみに、そいつら対策のせいで俺はここんとこ連続で夜勤に駆り出されていた。
「なんだこれは?」
「最近、ちとおかしな犯罪者が増えてるんだが、これはまあそいつらの顔写真だ。で、見覚えある? ウルティオちゃんの仲間だったりする?」
「我が同胞を犯罪者呼ばわりだと? 貴様、戦いには応じぬくせに挑発はするというか。見上げた根性だな、下衆め。無論、心当たりなど無い。我等法は破り人の道は外れども、無関係の市民を巻き込んだりなどするものか!」
短気なウルティオちゃんの琴線に触れる言葉を俺が口にしてしまったらしく、彼女はお冠だ。それが証拠に、彼女はそれを見ることなく不機嫌そうな顔と仕草で俺へと写真を突き返してきた。
「じゃあ俺はなんで襲われたんで?」
ふんぞり返って椅子にがたんと座り直し、怒りを露わに顔を横に向けた少女を見ていたら、ふと嗜虐心が湧いてきてしまい、俺はそんな意地悪を口にしてしまった。この娘と関連があるのではと思っていた先程の写真の当てが外れた苛立ちもあったのかもしれない。少し大人気ない気もするが、俺も疲れてるんだ。これくらいの悪戯心は勘弁してくれ。
「そ、それは……。私もみんなとはぐれて混乱していたし、気が立っていたから……」
「くっ」
虚を突かれテンパってしまったのか、急に見た目相応の言葉遣いと覇気のない口調で言い訳をしだした少女に、つい笑ってしまった。さっきまでの外見にそぐわない高圧的態度は、やはり殻や仮面のようなものだったのだろう。
「な、何を笑う!」
彼女は恥じらいからか、ついには顔まで赤に染めてこちらに言い寄って来た。首から上全てが真っ赤。赤いペンキでも被ったかのようなその画一的配色に、再び笑いそうになったが、必死でこらえる。これ以上少女のプライドを傷つけるのは、さすがにいい歳した大人のすることじゃない。ここは我慢。必死の耐えだ、俺。
「っ……い、いや、なんでもねえ。気にすんな」
俺がなんとか平常心で答える中、少女は急にハッとした顔になり、一気にまくし立てる。
「……そうだ、思い出したぞ。私は貴様に警告したが貴様はそれを無視し、あろうことか私を愚弄した。それが発端ではなかったか。これでは貴様にも幾分非はあるだろう!」
「ねーよ。それってウルティオちゃんが最初に言ってた、止まらなきゃ命の保証はうんたらかんたらーってやつのことだろ? そりゃお前その理屈が通るなら、事前に殴るって言っとけば殴っても許されるってことになんじゃねーか」
「自分の行為を棚に上げ、よくそんなことが言えたものだな! お前も警告はしたぞなどと言っていたのを私は覚えているぞ。それにそれでは私を挑発したことの弁明になっていない!」
そうでしたね。でも先に殴ってきたのはそっちだし、挑発くんだりはよくわかんねえしとぼけとこ。臭いものにはーーーー蓋っ!
「そんなことしたっけ、俺?」
「貴様……! 私に対し家出がどうのと言ったを忘れたか!」
挑発ってそのことかよ。
「あー言いましたね。悪い悪い。でも実際家は出てきたんだろ? 別に間違ったことを言ってはなくねえか?」
女の子に、屁理屈こねるおっさん。我ながら、情けないことこの上ない。
「私に家など無い! なぜなら私が生まれた土地には、凡そ家などと呼べる程立派な建造物など、何処にも無かったからだ! あるのは瓦礫と、廃墟とすら言えないような残骸だけ。それを貴様は……!」
なるほどね。あの時のこいつは、よくわからんが俺のことを自分達の世界を破壊した侵略者(?)だと勘違いしていた。それなのに自分達の世界(つまりはそこに家も含まれる)を破壊したと思われる当の本人達から家出とか言われたらそりゃキレるよな。
服を自分で剥ぎ取っておいて、どうしてお前は裸なのかと問うようなもんだ。
まあ、勝手に勘違いしたこいつが悪いと言えば、ただそれだけのこと。
だが――
「ああ、その……なんだ。それは済まなかったな」
ここは取り敢えず謝っておくことにした。例え自分に非はなくともここは謝るべきだろう。世に溢れる理不尽を受け入れてこそ大人。いや、それ以前に彼女の意を汲み取れなかった俺に非があると言えなくもない気がするし。
それに、こいつの話や立ち振る舞いからの勝手な想像でしかないが、彼女の境遇があまりにも酷いもののように思えてしまった。それで俺は、ふと昔の不幸な事件を思い出しちまったんだ。 その時俺を助けてくれた人のことと一緒に。
「ふん、謝るのならばこのような愚行、初めからしないでほしいものだ。…………いや、勝手な押し付けやもしれん。貴様等には関係のないことであった、忘れろ」
少女は憤る様な振りをして……途中で止めた。彼女は悲しそうに天井を見上げている。
その表情は、その儚げな顔は、なんだか俺の胸を言い様のない苛立ちで埋め尽くした。
なんだってんだ。そんな顔すんなよ。そんな顔されたら、そんな顔されても……困るんだよ。
そして、少女は顔を左右にふるふる振って、赤髪をその度に揺らして、表情を元の凛々しいものに直し、言った。
「それよりも早く、私をここから出せ。何度でも言ってやるが、私には時間の猶予が無い」
「……だったら俺と戦う暇もないんじゃねーの?」
「貴様如き卑怯者なぞ、一捻りだ。瞬きのうちに灰にしてやる」
「若者は元気だねー。まあでも、そんなに戦いたいならいいぜ、戦わせてやるよ。そのほうがお前も早くここを出られるだろうし」
嘘も方便、という格言があることを皆さんはご存知だろうか?
「そうか。ようやく我が雪辱も晴れよう。首を洗って待つといい」
「ようやく、って昨日のことなのに大げさだな」
「大げさでは無い、私は本気だ。そして、故にこそ頼みがある。如何様師である貴様何ぞに頭を下げるのは屈辱的だが、そうするほかない以上、致し方あるまい」
「そういう悪口は心に留めていてくれませんかねえ。……で、要件はいかほどで?」
「この世界には、図書館のようなものはあるか?」
「はあ?」
取調室内を、俺の出した素っ頓狂な声が木霊した。
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