第4話 メルセデスのコネクテッド
では2016年にぶち上げたメルセデスのコネクテッドはどんな感じでしょうか?
メルセデスのコネクテッドはMercedes me connect サービスというブランドで展開されています。
そのものずばりのアドレスのサイト<http://www.mercedes-me-connect.jp/>を見ると「安心・安全」「快適」「おもてなし」の3分野に分けて記載されています。
「安心・安全」
・24時間故障通報サービス
・24時間緊急通報サービス
・ソフトウェアアップデート
「快適」
・リモートパーキングアシスト(現状S-class、E-classのみ)
・リモートドアロック&アンロック
・リモート車両(ステータス)確認
・駐車位置検索
・Send2Car(スマホによるナビの行き先設定連携)
など
「おもてなし」
・24時間コンシェルジュサービス
なんだか、どこかで見たようなものばかりですが、さすがBenzというところが2つあります。
一つ目は、故障通報サービスと緊急通報サービスは、人間のオペレータが応答するといところ。
二つ目は「安心・安全」の3サービスについては、10年間無料!というところです。
高級ブランドで対象台数が少ないからできる力技とも言えますが、いざというときに冷静な第三者が控えていてくれるというところが、さすがBenzです。
技術者として面白かったのが、駐車位置検索とリモートパーキングアシストでした。
駐車位置検索は、エンジンが止まっていても、スマートフォンの画面上で、半径1.5kmの範囲内にある駐車位置を表示してくれる!機能。自走式の立体駐車場や地下駐車場は無理な気がしますが、空港やショッピングモール、大規模SAの平面駐車場では威力を発揮しそう。
リモートパーキングアシストは、Bluetoothでペアリングしたスマホで車から3m以内で操作。かつ駐車スペースを見つける前からリモートパーキングアシストモードにして、車に駐車可能な場所を探させて、駐車位置を決定後、一旦エンジンを切って、上院を全員降ろしてから、スマホアプリから改めてエンジンを起動させて、自動駐車させるという、誤動作による人的被害を最小限にする手順になっています。
駐車の挙動については、YouTubeに縦列駐車も並列駐車も動画があるので見てください。1発で決まらず、切り返ししているので、頑張ってるなぁって感じなのはご愛敬かも?
それでは次回は、コネクテッドな通信の話を書きます。ではでは。
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