第3話 スズキのコネクテッド
新型ジムニーが絶好調のスズキがコネクテッドサービスを始めました。
『え~、聞かないよ~』とお思いでしょうが、日本の話ではありません。
では、どこ?
そう、今やスズキの主戦場インドでのお話です。
日本語の記事は、
・スズキ、「スズキコネクト」を導入…日本に先駆けインドで
<https://response.jp/article/2018/07/26/312366.html>
・スズキ、インドでコネクテッドサービス 日本に先駆け開始
<http://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/527472.html>
にありますが、ここは頑張って、MARUTI SUZUKIのリリース
Maruti Suzuki launches ‘Suzuki Connect’
<https://www.marutisuzuki.com/corporate/media/press-releases/2018/maruti-suzuki-launches-suzuki-connect>
を読んでみましょう。翻訳記事には無い発見があるはず!
まずリード文で、”deeply embedded and difficult to tamper" 不正改造の困難さが売り文句になっています。
さらに"Available on Android and iOS platforms for NEXA’s existing and new customers" 後付け可能なオプション(静岡新聞の記事では触れられていました)で、スマホ用アプリはAndroid用とiPhone用が用意されるようです。
本文では"‘Suzuki Connect’ is developed and rigorously tested in India"とインド国産を強調!(IT技術者の多いインドに仕事を喰われるか?)
それから車載通信機をトヨタはDCMと呼んでいましたが、スズキはTCU(Telematics Control Unit)と呼ぶようです。
機能面では
・Emergency Alerts(緊急通報):エアバッグ連動で自動発信するけど、宛先が警察&救急ではなく"user’s family/ friends"なのはお国柄なのか?
・Preventive Assistance(予防支援): 誤動作/機能不全を検知したら、顧客支援を行う
・Vehicle Tracking(車両追跡): リアルタイム車両追跡、車両位置の共有、けん引撤去警報、駐車している車へのナビ。対盗難、浮気防止用?
・Driving Behavior Analysis(運転行動分析):クラウンにもあった運転行動分析。経済的で安楽で安全な運転かどうか分析。運転行動連動自動車保険への布石?
・Live Vehicle Status(車両状態): 遠隔でシートベルトの状態を調べるって、誰得なんだろ?上の運転行動分析でシートベルト着用も判断材料になっているから、そのついでかしら?
・Convenience Alerts(便利な警報): ユーザが発報を選択できる警報システムはうれしいかも。整備のリマインダは走行距離以外も加味してほしい。
ところで、気になる利用料は、3年間で税込み9,999ルピー(約1.55円/ルピー)ざっくり15,500円⇒500円/月以下!
この値段でジムニーに付けて、日本展開してくれないかなぁ。ねぇ、スズキさん!
次回は、言い出しっぺのメルセデスのコネクテッドの話を書きます。
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