天狼星が死んだ方が先だったのですね(><)
戦いがようやく終わりましたね。
雷美さん、聖林学園の皆さん、お疲れ様でした!
作者からの返信
この作品はなんども書こうとして設定をいじって、プロットを書き直して、やっと去年小説として書き上げることができた長編です。
そのなかで、一番困ったのが、天狼星と紫微斗、どちらを先に倒すか?です。
天狼星が先では、紫微斗を倒す必要がなくなるし、紫微斗が先では天狼星倒すのが盛り上がらない。
ここでは、時系列的には天狼星が先。タイムラグの関係で、紫微斗と雷美はガキで斬り合い、雷美の勝ってもらうという流れになりました。
そして、とうとう長い戦いは終わりました。
時代小説「柳生連也斎」みたいに、どっちが勝ったか分からないようにして、このあとのエピローグで雷美が生きていてから、ああ、勝ったのは雷美か、と分かるようにするという展開も考えたのですが、もうここは、すっぱり雷美に勝ってもらって、爽快に終わらせようと。
長い戦いにようやく終止符ですね。
天狼星の最期もびっくりしましたが、気がつくと、篠先生と豹介さんがいい感じになっていることにも、びっくりです……!Σ( ゚Д゚)
作者からの返信
二人の距離は、実は最初から近かったのです。篠は、雷美ですら雷美先生と呼んでいたのに、豹介のことは「豹介さん」でした。先生呼ばわりはしてなかったのですね。
だいたい本人に「筋肉が凄い」とか言ったと話してますし。
実は!
本作は何度もプロットを書き直しているのですが、もっとも古いプロットでは、豹介は高校生の用心棒で主人公でした。で、篠も高校生で生徒会長、そしてヒロインでした。
ぼくとしては、この二人が大人になってこのお話に出てくれている感覚なんですね。いやー、二人とも成長したなぁー、と。
裏話ですけどね。
天狼星の最期は、ちょっとご都合主義なんですが、天罰覿面ということで、ご容赦を。
比良坂天狼星は最期まで悪党でしたね……
そして柳生紫微斗は最期まで剣士でしたね……
ああもうもっていかれてます
作者からの返信
天狼星と紫微斗、もうすこし掘り下げられるスペースがあっても良かったのかもしれないですが、なにせ主題がチャンバラですから。
天狼星に関しては、篠との対比という部分に重きが置かれていますね。紫微斗は、やはり雷美と対決すべきキャラクターでしょうか? 少し連也斎の実像も入っているかもしれません。