応援コメント

第七回 夏の夜の惨劇」への応援コメント

  • 若さで片付けるには気の毒です。しかし、自分のために多くの女子供が命を落としたという事実は衝撃だったでしょう。

    しかし、それがなぜ、山名という敵に向けた戦意・敵意にならないのか、それが不思議です。確かに師の諌めもありながら戦場に行った者の責任感はありますが、村の者がその責任を若者に向けるのはどう考えてもおかしい。

    これは極めて日本人的な発送なのかもしれない。民間人を大量虐殺したアメリカを友人・恩人として、国民マスコミ自ら戦意をかきたてて政府の弱腰をなじって戦争を始めたのに、戦争に負けたらその政府や軍部にすべての責任を被せて自ら犠牲者然としている姿を彷彿とさせます。

    むら社会から弾かれて、これから若者はどこに行くのか、見定めていきたいものです。

    作者からの返信

    >村の者がその責任を若者に向けるのはどう考えてもおかしい。

    そのことは考えもせずに書いていました。確かにそういう見方もありますね。

    戦後日本のアメリカに対する態度、わたしもときどきそう思います。でも、圧倒的な経済力と軍事力を持つアメリカに牙を剥き、吠えついたところで、不利益しかないことを考えれば、それはそれで悪くなかったのかなとも思いますね。

    ことの良し悪しを超えた野生的な感覚で人は行動することがあります。いや、むしろそうした行動の方が多いかもしれません。