第4話 量刑があいまいで不公平だ。これは司法的な正義に反するのではないか?


永山裁判では被告が少年であることで4人も殺したにも関わらず控訴審で無期懲役との判決でしたが、最高裁で逆転死刑となり執行されました。死刑と無期懲役、その判断基準があいまいです。

人一人殺しても死刑になるときはあるし、大量殺人にかかわっても無期懲役で済む場合がある(地下鉄サリン事件の実行犯だった林郁夫受刑者とかね)。基準があいまいやねん。人一人殺すんだぜ。そんなあいまいな(はっきりいうと感情)基準で仮にも、公平で正義の体現者である国家が人を殺していいのか? 

二人以上殺したら問答無用で死刑とかそういうはっきりした誰にも判る基準があるならいくらか理解できないでもない。でもないじゃん。

その時の時代の風潮と無責任な大衆感情で一人でも死刑、大量殺人でも無期懲役というのはおかしいと思う。それは司法ではない私刑です。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る