第3話 フレイムって?!
「うーん、うーん、なんだったかなあ。しまう?捨てる?
「ダウン、シャットダウン、うーん、
うんうんと
「やった。クローズなんだね」
「よし、
クローズと言う前に
「あれ?」
もう一度
「どっちでもいいのかあ」
ずっしりと
現実ではなさそうな
どちらにせよ何か行動を起こしてみた方が自分が今、なにをどうすればがいいのか分かるかもしれない。
今いる場所、起こっていることを受け止めてみようかと悠海はよしっと声に出して
先ほど頭の中で聞こえた言葉を考えるに、
とりあえずもう一度見てみようと再度
「
名前と魔法という文字
黒板もどきの場所にあった
「
机の上を見ると、大きめのタブレットサイズほどの画面が
ヴォンという
〈教育システム Kurushima〉
文字はすぐに消え、画面が真っ白になると別の文字が出てきた。
〈
「へ?」
画面にはイエスとノーの文字が出てきている。
悠海は机の上の画面の中に
〈ただいま
〈
〈ユウミのレベルは0です。
「え?
先ほどまで右下にあったはずの
先ほどまでとは
悠海は
〈マツナガ ユウミ〉
〈サカモリニシ 小学校 五年一組〉
〈
〈レベル 0〉
〈MP 100〉
〈魔法
〈なし〉
〈なし〉
「魔法
魔法
「
画面には戻るという時も
こうなったら画面本体を見てみようと、左側を
長方形のボタンの中央が低く、
「これ、
左に二等辺三角形の頂点が向いているボタンを押すと、
すぐさま魔法の文字に
魔法
魔法
〈なし〉
〈なし〉
魔法に関する場所なのだろう。魔法
魔法
魔法
〈炎魔法〉フレイムを
イエスを
これで魔法を
しかしフレイムという文字を
「んー、
炎というからには火よりも
この教室の水道からは水が出ないし、いざという時に
そもそもの使い方もわからない。文字に
「フレイムねぇ、きゃっ!!」
画面を
頭の中は真っ白で、どうしようという言葉しか浮かんでこない。
そろそろと目を開けると、机に
ゾッとした悠海は、火事になる、と後ろ足で
へなへなと力が
「つい
パニックを起こし
すぐに消えてしまったが、消えなかったらどうなっていただろうか。流し台ではなく机に移っていたら?
後ろにある机の上には
この机の上で燃え広がっていたかもしれない。目をつぶってしまっていたし、
悠海は自分の
急いで机に
あんな炎であれば熱くなってしまっているだろうと
今度は
「いや、いいんだけど。火事にならなかったし、
そういえば普通であれば手のひらは
思い返せば炎が
もう一度
悠海の中の
炎の
流し台の底に手の
「っ!」
しかし、やはり熱さを感じない。しかも
さっき手のひらに
左手を炎の
しかし
「えっ!!」
「はぁはぁ、ビックリした…」
落ち着いて息を
〈炎魔法フレイムを使用しました。
「
悠海が前を向くと、先ほどまで全く開く様子がなかった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます