あらすじにも記載されている通り、複雑な環境下で育った児童が集められた「文野学園」。
そこで行われていたのは、体罰という言葉の度を越した越権行為の数々に辟易しながらも懸命に生きていた主人公の目の前に訪れた一つの事件から、物語は一気に加速します。
ストーリーが二転三転するなかで、主人公が最終的に決断する結果を是非最後まで見届けてください。
地の文が非常に精巧な筆致で描かれており、一話当たりの文字数はおそらく平均よりも多いと思いますが、一気読みでした。
ミステリーとしても人間ドラマとしても大変面白い作品です!
みなさんも良ければ是非!