第3話 住所を特定された男の末路
DOXERとは、個人攻撃のために敵の個人情報をWeb上に公開する、いわゆる「DOXXING」行為をやる人の意味である
・イーサン。ドキシングされ返される
ドクサーオルトライト「まずは、SNSの自己紹介の居住地情報からノースカロラライナ州のXX市に住んでいることがわかる。」
ドクオル「ノースカロラライナ州のXX市の電子政府のデータベースで固定資産税の納付記録で名前を検索」
解説「アメリカでは不動産の売買記録や固定資産税の納付記録が州によっては誰でも無料でオンライン上で名前を検索するだけで住所や納付記録を閲覧できる場合があります。」
ドクオル「ふーむ。名前だけでヒット。本人の住所ゲット。妻の名前も合っている。間違いない。親もSNSのフォロワー欄にいるかな?おっいた!いた!( ^ω^)・・・」
ドクオル「親も固定資産税の納付記録のデータベースで名前検索だけで住所を入手。住所を不動産サイトで検索。」
解説「アメリカの不動産サイトでは電話番号も公開されている場合があります。」
ドクオル「ふーん。いいね!電話番号入手。」
解説「この手法でオルトライトのドクサーたちはリベラルの運動家だけでなく」
解説「過去にはワシントンポストやニューヨークタイムズの左寄りの記者の住所も特定しドキシングしました。そのドキシングされた結果は・・」
ドクオル「さーて!みんな!パーティの時間だ!エンジョーイ!」
ネット掲示板4ch(アメリカの5ch)にドキシング
オルトライトA「まじかよ!1さんナぁぁぁイス!!!!ドクサー最高!フォーーー!」
オルトライトD「これは凄い!1、あなたが神か!」
オルトライトC「俺の近所!ちょっと凸してくる(´・ω・`)」
オルトライトB「おい!絶対ピザ10枚とか注文するなよ!911に電話をかけてテロリストがいるとか通報するなよ!絶対だぞ!絶対だぞ!!絶対やるなよ!」
そして!イーサンの家では・・・
部屋中ピザだらけのイーサン
解説「やっちゃいますよね・・」
イーサン「くそ!やられた!うかつだった!ネットになんでもかんでも情報を上げるんじゃなかった!」
イーサン「頼んでもいないのにピザがたくさん届いて、買わされた。」
トゥルルル(電話の音)
イーサン「ハイ!イーサンですが・・」
イタズラ電話「くたばれ!ユダヤ!ここは白人の国やで!アメリカから出ていけや!」プチッ
イーサン「さっきからイタズラ電話ばかり!くそ!オルトライトの奴らめ!」
ティンルン!(家のベルの音)
イーサン「だれだろ?オルトライトの奴らが凸してきたのかな・・」
恐る恐る。ドアに近づくイーサン
イーサン父「イーサン!!俺だ!」
イーサン「父さん!?」
イーサン父「さっきからウチの電話がイタズラ電話ですごいんだが・・」
解説「あらら・・そうなりましたか・・」
イーサン「ごめん!僕のせいなんだ!ネットに色々情報を上げてしまって・・」
父「お前は悪くない!差別と戦っているんだ!誇りに思っているよ。私たちのことはいいから、差別に苦しんでいる人たちを悪い奴らから助けてあげなさい。」
イーサン「はい!」
その時パトカーのサイレンが鳴り響き
武装した警察官がイーサンの家に突入してきた
FBI「FBIだ!テロリストども!早く両手を上げろ!早く手を頭の上にのせろ!」
父「なんてこった・・これはもう!イタズラレベルじゃないぞ!」
イーサン「はぁ・・スワッティングされた!!!」
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