第2話 ドキシングしたらヒーローになりました
DOXERとは、個人攻撃のために敵の個人情報をWeb上に公開する、いわゆる「DOXXING」行為をやる人の意味である。
・イーサンさんヒーローになる
アナウンサー「さてゲストをお呼びいたしましょう。先日、見事白人至上主義者をドキシングし、解雇に追い込んだ。」
アナ「差別に立ち向かう正義のドキシングヒーロー。イーサン・スミスさんです!」
アメリカのニュースのように分割2画面に表示される
イーサン「どうも!イーサンスミスです。」
テレビを見る白髪ドクサーオルトライト「ふむ。イーサン スミス ねー 検索」
ネットのオルトライトの書き込み
オルトライトA「おい!ワイらをドキシングしたやつ!ユダヤやんけ!」
オルトライトB「何がヒーローや!死ねや!白人は人種的に優れてるんだから人種差別していいに決まってるやんけ!」
オルトライトC「やっぱりヒトラーは正しかったんや!!」 ※ヒトラーは正しかったはBANされるので変更 「ヒトラーは正しかった」は4chなどでよく書き込まれるネタ
オルトライトC「まーた。ユダヤか(´・ω・`)イスラエルに帰れや!!」
オルトライトD「やっぱりヒトラーは正しかったんや!」
アナ「ドキシングというのは、他人の住所や電話番号、勤務先などを本人の同意なしに勝手に公開する行為ですよね?」
イーサン「ええ・・マスコミもやっています。」
アナウンサー「なぜドキシングという行為をされたんでしょう?」
イーサン「差別が広がっていく社会をなんとかしたかったんです!」
アナウンサー「素晴らしい!あなたを誇りに思います!」
イーサン「僕は違法な不正アクセスやハッキングなどは一切してません。SNSで情報提供を呼び掛けただけです。」
アナ「つまり合法なんですね?」
イーサン「ええ。この合法的なドキシング行為に40万のtwitterアカウントが参加して拡散してくれたり情報提供してくれました」
アナ「40万もですか!?」
イーサン「僕一人の力だけじゃなく多くの人が差別は許さないぞ!と立ち上がってくれたのです。」
アナ「素晴らしい!でも、誤爆もありましたよね・・」
イーサン「えっ?な、なんのことだが・・」
アナ「大学教授がデモに参加していた白人至上主義者と顔がそっくりというだけで・・誤爆されましたよね?」
ドクサーオルトライト「そりゃ誤爆するだろ。指名手配方式は写真を晒し顔が似ている人物を探す・・誤爆の多い特定方法だ」
ドクサーオルトライト「画像分析のプロですら間違えるのに素人がやればなおさら。本当の誤爆しないドキシングを俺がみせてやる・・( ^ω^)・・・」
イーサン「はい。でもこれは戦争なんです!誤爆はもちろん良くないですが・・戦争に・・誤爆はつきものです。正義のためのやむを得ない小さな犠牲です・・」
アナ「そうですよね!正義のためなら誤爆は許されますよね!アメリカは中東でテロとの戦いで誤爆しまくってますし!」
イーサン「そうです!テロを減らすために誤爆だってしてしまうことがありますよね?それと同じように差別で死者がでるのを減らすために多少の誤爆は認められるべきです。」
イーサン「これはテロとの戦いと同じように差別との戦いなんです。ヘイトウォーなんです。僕たちは差別を減らすためにサイバー空間で戦争をしている。だから多少の誤爆は許してください(・ω<」
イーサン「日本の底辺差別のように
差別を野放しにしたら、障害者が非生産的だからという理由だけで19人殺されたり
自殺者が3万人も出る社会になってしまいますよ!いいんですか?1人くらい誤爆しても日本みたいに差別で死者が出るよりマシですよ!
」
アナ「まったく!その通りだと思います!日本の底辺差別
のように差別犯を野放しにすれば、弱者に死者が出て
しまいます。誤爆が出ても差別を減らすために
攻撃すべきだと思います!」
アナ「もっとイーサンさんについてお伺いしたいんですが、普段は何を?」
ロー「あぁ!(*´Д`)ノースカロライナの大学で教育関係の勉強をしています。」
ドクサーオルトライト「ふーむ。ノースカロライナ イーサン スミス 検索」
検索結果表示
LinkedIn、FACEBOOK、TWITTER、インスタ、ハフポス
ドクサーオルトライト「ふふっ( ^ω^)・・・イーサン君。君は出たがりだなー君のアカウントや君の書いた記事がこんなにでてきたぞ・・ふはははああ!ふはは!」
ドクサーオルトライト「こりゃ住所が特定できるな・・」
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