アメリカドキシング戦争

@tamitamiyan

第1話 差別をする自由を選択した人間の末路

・イーサン・スミス立ち上がる!差別をする自由を選択した人間の末路



たいまつを持った白人至上主義者たちが夜。公園で行進し


リー将軍の銅像を取り囲む


リー将軍はアメリカ南北戦争の時の南軍の偉大な将軍で、リベラル左翼は、この銅像を黒人差別の象徴だと主張し撤去しようとしているため


白人至上主義者たちは抗議のために全米各地から集まった



オルト・ライトA「アジア人!メキシコ人!黒人、ユダヤ人、アラブ人はアメリカから出ていけや!アメリカは白人のもんや!!!」


オルト・ライトA「せや!せや!白人以外はでていけ!」


オルトライト一同「でていけ!」「でていけ!」


リベラル一同少数小声で「NO HATE NO NAZI NO レイシス・・」


オルトライト一同「ホワイト ライブ マター」繰り返し White Lives Matter



オルト・ライト


従来の保守とは違い


ネットを中心に拡大した


反移民を掲げる白人至上主義者たちである


日本で言うところのネットウヨクに近い存在だ


このオルトライトがSNSや動画サイトを中心に近年、勢力拡大してきた


オルト・ライト「ユダヤは全部!死ねや!!!」


反ユダヤ主義・・・過激なヘイトスピーチ・・


そして、彼ら、もしくは彼女たちは暴力的だった・・・



白人至上主義者が運転する車が猛スピードで抗議するリベラルの集団に突っ込む



黒い画面 車クラッシュ音


リべラルの女性の悲鳴「きゃああああ!!!」




イーサンの家



ニュース「本日のニュースです。白人至上主義者のデモ行進に抗議していた白人女性が車でひき殺されました。」


イーサン「ええ!な、なんだって!一体だれがこんな酷いことを!許せない!」


イーサン「そうだ!ニュースの映像に映っている白人至上主義者のデモに参加してる奴らの写真をSNSで晒して情報提供を求めたら何かわかるかも・・・」


イーサン「こいつらがオルト・ライトです!ナチスと同じ思想を持つレイシストです!誰か知っている方はいらっしゃいますか!知らない方はリツイートして拡散よろ!」


解説 「SNSで標的の写真を公表し情報提供を呼び掛ける。いわゆる「指名手配」というやりかたです。リベラルの側がよくやる手法です。アメリカはSNS社会なのですーぐ見つかります。」



SNSを見た人A「あー知ってるよ!同じ学校だったよ!そいつイジメにあってて、さえない奴だったよ!」


SNS見た人B「つ こいつのFACEBOOKのアウカント見つけたよ」


SNS見た人C「ソイツここのホットドック店で働いているよ」


解説「それどころか親まで新聞やテレビにでてくることがあります。」


親「息子をそんなふうに育てたつもりはありません!人種差別はダメだと教えたのに、どこで道を踏み外したのか・・」


ホットドッグ店でバイトしてる白人至上主義者「アメリカは白人が作ったんや!白人以外はでていけや!差別は表現の自由や!白人は人種的に優れているから他の人種を差別をする自由と権利があるんや!」



解説「しかし差別をすれば当然・・報復され勤務先にも・・・」


白人至上主義者がバイトしているホットドック店では・・・


リベラルA「ここのホットドック店はナチを雇っているの?」


リベラルB「ナチを解雇しろ!」


リベラルC「このホットドック店の店長もナチなんじゃないの?」






店長「アワワ・・毎日リベラルからの抗議の電話ばかり・・」


解説「しかし、こんな嫌がらせだけではすみません。」


黒人社員「おたくの店はナチを雇っているとウチの会社にタレコミがあった。私も社長も黒人で白人至上主義には反対だ!もうおたくとは一切取引しない!」


店長「えええ!!」


解説「アメリカの大学は寮制が基本です。一説には寮生活を通じて様々な人と出会い人種の多様性や」


解説「お互いの違いや個性が違うことを身に着けさせるため寮制にしていると言われています」


解説「そのため白人の大卒者のなかには自分が白人にもかかわらず白人至上主義に反対する人も多いのです。大卒の方が社会的地位が高いので当然・・」


社長A「ウチは企業倫理として人種差別を禁止してる。」


社長A「今後、ウチのランチの時間にホットドックを売りに来ないでくれ!」


店長「そ、そんな・・」


解説「しかし、大学には低所得者や無職はいないので人種差別はダメだけど経済的弱者は差別してもいいというのは左も右も変わりません。」


リベラル「俺と反対の意見を言う奴はルーザーだ!ナチの白人至上主義のレイシストどもはルーザーの集まり!」


オルトライト「左翼の主張こそ無職や低所得の負け組の主張だ!」


解説「敵を経済的弱者とレッテルを貼って差別するのは・・まるで日本と同じですね。」


リベラルA「ナチを雇うな!解雇しろ!ナチを雇う企業とは取引するな!」


オルトライトA「解雇するなや!解雇する奴はアメリカ人じゃない!売国奴や!白人の権利を守れぇい!白人はもっと優遇されるべきなんや!差別をやって何が悪い!」


店長「ど、どうしよう(-_-;)・・解雇しなければ取引先や客を失うし・・解雇すればオルトライトから嫌がらせされる。」


店長「せや!本人が自分の意志でやめればええんや!」ピコーン!


解説「ですよね・・」


店長「これだけ、君の「差別の自由」の選択のせいで店に迷惑をかけている・・意味はわかるよね?」


ホットドッグ店でバイトしてた白人至上主義者「はい・・店にご迷惑をおかけしたので自主退職します。すんませんでした・・」(自主退職を太字)




解説「これが差別をする自由を選択した結果です( ー`дー´)キリッ」



ホットドッグ店でバイトしてた白人至上主義者(くそ!!今に見てろよ!!アンチファの奴らめ!!一体だれがこんなことしたのか突き止めてやる!!)

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