第10話 プルチネッラの童謡? 【替え歌】
在るぅ日、森の中 (ある日の、トブの大森林にほど近いとある領地)
ァクマさんに、出会ぁた (怪しい白衣を纏った悪魔に出会った)
春先ぷ~る~ち~ね~ら~ (春先の森の中)
ァクマさんに~出~会ぁた~ (悪魔と出会ってしまった)
ァクマさんの、言うことにゃ (悪魔が言った)
お嬢さん、お逃げなさい (お嬢さん、逃げなくてもいいのですか?)
ぷるぷっる~ぷ~る~ぷ~る~と~ (プルプルと震えるばかりの私)
震えがと~ま~ら~な~い~ (身が竦み、逃げたいのに逃げられない)
ところが、ァクマさんが (なんとか逃げ出したら、悪魔が)
後から、付けて~来る~ (振り返れば悪魔が!)
ひたひった、ひ~た~ひ~た~と~ (ひたひたと静かに見つからないように)
ぺたぺった、ぺ~た~ぺ~た~と~ (逃げ切れたと油断していたらあからさまな足音を立て)
お嬢さん、お待ちなさい (お嬢さん、捕まえてしまいますよ)
ちょうど、たべごろか~ (そろそろ、お遊びは終わりですね)
白いば~け~の~か~わ~ (本性を顕にした悪魔)
剥がれてき~た~の~で~わ~ (これからどうなってしまうの)
あらァクマさん、嫌ですよ (いや! いやだ!)
食べちゃヤダ、逃げますよ (食べないで! 逃げてもいいって!)
誰か助~け~て~よ~ (誰か! たすけて!)
ァクマにお~そ~わ~れ~る~ (悪魔に襲われてるの!)
誰か助~け~て~よ~ (誰か! 助けて!)
逃げ切れ~な~い~の~ぉっ! (もう、走れない!)
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