異世界でMODDERとなりました
@kawabane
第1話 異世界の召喚、すいませんスキル名を変更させて頂きます
教室中に広がる閃光。それはクラス中に居た者全てを混乱させる。それは教師も同じように混乱していた。その光が異世界召喚など誰が想像しただろうか。異世界物を好む者でも、この光は誰かが閃光弾を使ったのではと勘違いしていた。
教室中は悲鳴が上がっていたのは止み、クラスは静かになる。それは異世界への送還が終了したことを表していた。
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「ここは?」
目が覚めたら異世界にいた。えっと、これなんてゲームですか?
周りを見渡すと城の中の一部のようで、大理石のような綺麗な石で作られているため、如何にも高そう。そして自分の周りにはクラスメイトが全員揃っている。
「他にもいるのか、集団転移、勇者召喚、魔王討伐」
四字熟語のように言葉を並べてみるが、少し、いやかなりワクワクしていた。
「ステータス、でれるもんなら出てきやがれ」
そんなことを小さい声で言ってみる。大きな声を出してみんなを起こしたらパニックを起こして煩いだろうし、そんなめんどくさい役をやりたくない。
ーーーーStatusーーーー
Name 笹木 一樹
Occupation
∟<Not set>
Lv 1
Hp 100/100
Mp 100/100
Str 100
Con 100
Pow 100
Dex 100
Int 100
ーーーーSkillーーーー
Unipue
∟<MODDER>+
ーーーーTitleーーーー
<異世界人>
ーーーーーーーーー
「ユニークスキルがMODDERか、でも簡単な物しか作ってなかったのにいいのか?」
そんな疑問が湧いてくるが、頭の中に作ってしまおうという考えが浮かんできた。それに従うようにスキルを扱ってみる。
「まずはマップに、時計、後は偽装は・・・出来ないか。さすがにスキルの領分になってしまうのか。あ、でもステータスのカスタムは出来る」
ステータスの記載を変更することが出来た。MODDERから改造に変更することで他の奴が見ても気付かないようにした。世界の改造なんて出来るなんてばれたら殺されるかもな。
「さてと、そろそろ人が来るな寝た振りしよ」
狸寝入りをして騎士などが来るのを待つのだった。
異世界でMODDERとなりました @kawabane
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