特殊テロ対策部隊コンドル1

特殊テロ対策部隊コンドル83 日本政府の提案が可決されたとしても、KGB、CIAは裏では渡すと思いますが堂々とは出来なくなりますから、大分抑制されるでしょうと笑うと、成る程それを見越して

特殊テロ対策部隊コンドル83

日本政府の提案が可決されたとしても、KGB、CIAは裏では渡すと思いますが堂々とは出来なくなりますから、大分抑制されるでしょうと笑うと、成る程それを見越しての提案ですか中々、

したたかな外交ですねと言い、紙切れを渡しこれが私の衛星電話の番号です何かあれば連絡をと言うので、高杉も番号を教えたのです、それでは食事でもしましょうと言うので、私の知、

っている日本料理屋ではと言うと、

お任せしますと言うのでタクシーに乗り日本料理屋に向かったのです、店に入り日本の酒で乾杯して料理を頼んだのです、お父上はお元気ですかと言うので、ええ元気ですと答えると、

ミグを返しにウラジオに飛来した時は政府もビックリしたんですよ、しかも、空戦技術も凄いと来ていると笑い、ジュニアもF104が操縦出来るそうではないですか、この前のソマリア、

は貴方の仕業でしょうと言うので、

あれは米軍のハルゼー司令官ですよと言うと、そう言う事にしておきましょう、まさか日本が海外に派兵するわけないですね、そんな事を知ると、中国がビックリしますよと笑った、

のです、しかしジュニアと知り合いになれてよかった、窓口を開けて置かないとお互いに、不幸になりますからねえとイシコフが言ったのです、しかしこの酒と料理は美味い、美味い、

とイシコフが食べたのです、

こんどソ連にも来てくださいミグを貸してあげますよと言うので、それはあり難い機会があれば是非伺います、イシコフさんも日本に来てくださいと言うと、何回か行った事ありますよ、

但しパスポート無しですがねと言うので、さすがKGB局員ですねと笑ったのです、色々歓談してそれではこれで失礼します、約束は守りますよとイシコフは帰っていったのです、奥の席、

で飲んでいた、

今井と杉村と純子が席に座りどうでしたと聞くので、イシコフはアメリカが承知するならソ連も賛成するそうだというと、今井がそれは良かった、明日アメリカに根回しします、ソ連が、

了承すれば絶対賛成しますよ、これで日本政府の面子も立ちました、しかし、イシコフが了承するとは思いませんでしたよと今井は嬉そうです、明日に間に会って良かったですねと純子、

が言い、

かえるの子はかえるだと言いみんなで乾杯したのです、フランス政府が5000ドル不正に持ち込んだ者がいる、韓国の盗まれたドルではないかと札番号を問いあわせて、一致したので韓国、

に返却するそうです、スイス銀行の財務部長以下ははSATを銃撃したとして起訴されるそうです、日本人の4人は日本に強制送還するそうで、日本の外事課員が引き取りに来るとの事でし、

たと言ったのです、

我々は幽霊ですから彼らは入出国管理法違反でしか、日本では起訴は難しいそうですと言うので、しかたないだろうと高杉が言ったのです、翌日はテロに対して各国が協調して対処する、

事と反政府組織に武器は供給しないと言う共同宣言を採択して会議は閉会したのです、その日は一泊して最後のパリを楽しんでいるとイシコフからの電話があったので出ると、日本に、

も係わりがあるので知らせておきますが、

明日の早朝からイスラエル軍がエジブトに向け一斉に侵攻します、サウジアラビアはエジプトを支援するでしょうから、イスラエルは紅海、ペルシャ湾を空軍力で封鎖するかもしれません、

そうなると日本への石油が運べなくなりますと言うので、それは確実ですかと聞くと間違いありません、イスラエルは戦車を先頭に侵攻するでしょうと言うので、イスラエルとエジプト、

の空軍力を聞くと、

イスラエル空軍はF104戦闘機50機、エジプト空軍はミグ35戦闘機35機で、軍事力ではイスラエルに歯がたちませんと言うので、もしイスラエルが15機F104を失って、空軍力が均等になれば、

侵攻は諦めますかねと言うと、おそらく、アメリカが停戦の斡旋に乗り出すでしょうが、一月くらい後になると思いますと言うので、それでは日本の経済は大ダメージを受けると言うと、

ジュニアがイスラエル機を10機前後落とせばビックリして一時侵攻は停止するでしょう、そうすればソ連はアメリカと共同で停戦の斡旋をしますが、今の状態では何も始まっていないので、

止める事は難しいです、ミグは東ドイツに駐留している空軍基地にあります、へりと装備も含めて、貸してあげますよと言うので、3機とヘリ2機お借りしたい但しソ連機のマークを消して、

欲しいというと、

承知しました基地司令官とエジプト政府に連絡しておきますと言ったのです、今井に事情を話して、イスラエル空軍機10機を撃墜する、但しパイロットが脱出できるように尾翼を狙うとい、

うと、今井がミグはF104に似ていますから大丈夫ですよと言うので今井さん、屋島さん、お願いできますかと頼むと、やりましょうと言うので、ヘリ2機も借りるようになっている明日は、

特急2時間で東ドイツの国境まで行きそこでヘリに乗り換えて、東ドイツのソ連空軍基地に行く、今回はフランス、米軍の協力は得られないと言ったのです、我々はエジプト傭兵部隊となる、

と言い、なんとしても3日以内で停戦に持ちこまないと、日本はパニックになる、まだ、石油の備蓄基地は完全に完成していないと話したのです、翌日荷物はホテルに置き東ドイツ行きの、

特急に乗り国境を通過して下車すると、

ソ連軍の大型へりが待っておりソ連空軍基地に行くと、イワノフですと握手するので機材を拝借しますと言うと、ソ連軍のマークを消した機体3機と攻撃用ヘリ二機がフル装備で待機させて、

あります、ソ連、アメリカは中立を宣言しています、イスラエル軍は朝6時に戦車を先頭にエジプトのカイロに向け侵攻しています、もうすぐ国境に達するという事ですと言ったのです、

直ちにミグ3機と武装へり2機に乗り込みエジプトのカイロに向かったのです、カイロには高杉達は1時間で着き、杉村達は2時間半で到着したのです、エジプトの国防大臣が出迎え今回は助け、

て頂けるとKGBのイシコフ大佐から聞きましたと言うので、我々はフアルコンと呼んでください、イスラエルの状況はと聞くと、戦車を先頭に国境線を突破しました、戦闘機20機の援護を、

受けています、

又紅海とペルシャ湾の封鎖を宣言しています、そちらに20機程派遣したもようですと言い、我が空軍は現在待機中ですと言うので、コンドル、イーグルはここに待機していてくれ、敵が侵攻、

を止めたら次の作戦にかかると言って、それでは私はフアルコン1、今井さんがフアルコン2、屋島さんがフアルコン3とします、攻撃はフアルコン1とフアルコン3が行いフアルコン2は支援に、

回ってくださいというと、

承知と返事したのでミグに乗り込んだのです、離陸すると今井が進路190にセットと言うので進路190にセットして北に向かったのです、高度8000フイートに上昇と高杉が言い、上昇すると、

左30度から敵機20機が来ますと言うので了解フアルコン1は左翼を狙うと言いフアルコン3は右翼を狙い編隊をバラバラにして空戦にはいろうといい、バンクして右左に別れ急降下したの、

です、