このエピソードを読む
2019年9月23日 13:19 編集済
高志千悠さん、先日はお疲れ様でした。読了いたしましたので、私なりに感想を書かせていただきます。・冒頭の部分は、書きたい主題が前面に出ており引き込まれました。この主人公の心情は、構成表の中盤~後半にかけて活きてくるものと思われますので、続きを見てみたい、ぜひ主題の真髄に触れたいと感じました。・本編より未来の話ということで、技術周りの発展が大胆でありながら「ありそう」感が出ててグッドです(特に図工室)。・科学捜査班という米国ドラマ的なシュピーゲルは新鮮で、図工室でのパートはディテールが細やかで画を想像しやすかったです(手触りの描写が特に良い)。ちょっと気になる点を二点・全体的に文章が詩的すぎるかなあと感じました。むろん悪いことではなく、冒頭パートでは上手く活きていました。ただ全体を通して多用されると遠回しに感じ、一文を理解するまで少し時間がかかってしまいました。普段は端的に、「これぞ自分だ!」という文章は、ここぞというときの切り札みたいな感じで書いた方がより読者に伝わるのではと思います。・読者目線のキャラがほしい。良いと感じた図工室の捜査シーンですが、全体的に淡白な印象なのが私的にはおしいと感じました。読者にとって未知のすごいテクノロジーなのに、物語の人物たちには当たり前の光景というのが違和感があり「ん? これって実はそんなにすごくないの?」という感じを抱いてしまいました。既存の人物たちはそのままに、未知のすごいことを「すごい」と言えるキャラクターを配置すると、読者はそのキャラの目線を得て安心してワクワクでき、同時に既存の人物たちのプロフェッショナルぶりが際立つのではと思います。生意気にご意見を述べましたが、私自身も上記の問題はしばしば陥ることなので自戒を含めて書かせていただきました。ここで終わらせるにはもったいない、是非この物語のゴールと、それに至る過程で見える景色をみたい。一読者として私はそう感じました。
編集済
高志千悠さん、先日はお疲れ様でした。
読了いたしましたので、私なりに感想を書かせていただきます。
・冒頭の部分は、書きたい主題が前面に出ており引き込まれました。この主人公の心情は、構成表の中盤~後半にかけて活きてくるものと思われますので、続きを見てみたい、ぜひ主題の真髄に触れたいと感じました。
・本編より未来の話ということで、技術周りの発展が大胆でありながら「ありそう」感が出ててグッドです(特に図工室)。
・科学捜査班という米国ドラマ的なシュピーゲルは新鮮で、図工室でのパートはディテールが細やかで画を想像しやすかったです(手触りの描写が特に良い)。
ちょっと気になる点を二点
・全体的に文章が詩的すぎるかなあと感じました。むろん悪いことではなく、冒頭パートでは上手く活きていました。ただ全体を通して多用されると遠回しに感じ、一文を理解するまで少し時間がかかってしまいました。
普段は端的に、「これぞ自分だ!」という文章は、ここぞというときの切り札みたいな感じで書いた方がより読者に伝わるのではと思います。
・読者目線のキャラがほしい。
良いと感じた図工室の捜査シーンですが、全体的に淡白な印象なのが私的にはおしいと感じました。読者にとって未知のすごいテクノロジーなのに、物語の人物たちには当たり前の光景というのが違和感があり「ん? これって実はそんなにすごくないの?」という感じを抱いてしまいました。
既存の人物たちはそのままに、未知のすごいことを「すごい」と言えるキャラクターを配置すると、読者はそのキャラの目線を得て安心してワクワクでき、同時に既存の人物たちのプロフェッショナルぶりが際立つのではと思います。
生意気にご意見を述べましたが、私自身も上記の問題はしばしば陥ることなので自戒を含めて書かせていただきました。
ここで終わらせるにはもったいない、是非この物語のゴールと、それに至る過程で見える景色をみたい。一読者として私はそう感じました。