カルテ6−2 嬉しいも楽しいも二つ分
久々に差し込んだ太陽の光は病院の小児科病室、改め透析ルームにも明るさを与えていた。午後1時からの透析を受けているサーバルも、たまに首を伸ばしては窓の外に広がる晴れた空を気持ちよさそうに眺めていた。
「いい天気だね。でもサーバルさんよそ見しないの。ほらこっち見て。」
サーバルの向かいに座るヒイラギが声をかけるとサーバルは照れ臭そうにごめんと言ってヒイラギの持つノートに目を向けた。
「このノートにはある物の名前が書かれています。これを読んで、その物がこの部屋
のどこにあるのか指差してみてね。まずはこれ。」
ヒイラギはノートに大きく書かれた“とけい”の文字列を指差すと、サーバルは唸ったり首をひねったりしてあれこれ悩み始めた。
少し前にサキとヒイラギで考えた文字を覚えるレクリエーションは、今こうして透析を受けている間のサーバルの暇つぶしとして実行している。透析の間サキは様々な計算や機器の調整をする必要があるため、このレクリエーションは専らヒイラギが担当することとなった。自分が言い出したレクリエーションにも関わらず、結局ヒイラギにお願いしてしまっていることにサキは責任を感じていて、透析の間はなるべく透析ルームから離れずヒイラギとサーバルの側にいることにしていた。今も部屋中をあちこち見回して悩むサーバルとその向かいでニッコリ微笑むヒイラギの姿を見ながら数値の記録をとっていた。
「えーっと、えーっと。この文字の読み方は・・・と、は・・・い。とはい?」
「惜しい!真ん中の字をよく見て。」
「んー、ああそうか。しっぽがクルンと丸まってないから“は”じゃないや。“け”だね。そうしたら“と、け、い”になるから、あれだね!」
そういって壁時計を指差したので、ヒイラギはお見事と褒めて拍手を送った。
「やった!だんだんだけど短い文字なら読めるようになってきたよ。」
サーバルは得意げに胸を張って見せた。
「よし、じゃあこれはどうかな?」
ヒイラギはノートに別の単語を書くとサーバルに見せた。
「んーと、文字が二つだけだからさっきより簡単かな。ど・・・あ、ドアだ!」
すぐにピンときたようでサーバルは勢いよく透析ルームのドアを指し示した。
「正解!」
ヒイラギが言った時、透析ルームの外からPHSのようなピリリリリというアラーム音が聞こえてきた。サキが何事かと思って部屋の外に出ようとした時、ラッキービーストが1体透析ルームに入ってきた。3人が凝視する中、突然やってきたそのラッキービーストの合成音声はこう告げた。
《ドクター、間も無く救急患者が搬送されて来ます。受け入れの準備をお願いします》
「また喋った、サーバルさんの時と同じだ!」
ヒイラギは驚いていたが、サキは博士からこの救急搬送システムの存在を教えてもらっていたのでそれほど驚かなかった。そしてサーバルもほとんど驚かず、少し目を丸くしただけだった。
「患者の状態は?」
サキが問うとラッキービーストはすぐに反応した。
《患者はフェネック、近辺のラッキービーストの観察によると意識障害、嘔吐がある模様。近隣のフレンズの協力で搬送されて来ます。》
「意識障害、嘔吐・・・この天気だし原因は熱中症か、それとももっと他の病気か。」
報告を聞きながらサキは頭の中で様々なシナリオを組み立ててみる。熱中症だったらこの対応、脳だったらこの検査。消化管だったら・・・というようにいくつものパターンを想定し、患者を受け入れてすぐに対応できるよう心の準備を整えた。
「ヒイラギ、すまないけどサーバルさんのことは頼むわ。もし何かあったらすぐに呼びに来て。」
サキはそう言い残して大急ぎで部屋を飛び出して行った。サキを見送ったその後でサーバルはため息混じりに呟いた。
「今のちょっとカッコよかったよね。なんかユウさんを思い出しちゃった。」
「そっか、サーバルさんはユウさんを生で見たことがあったんだよね。」
「ある、というよりはお友達だよ。ユウさんはミライさんの仕事仲間だったから何回も会っているし、一緒にご飯も食べに行ったよ。」
懐かしい記憶を想起して笑顔になるサーバルを見て、ヒイラギは少し突っ込んだことを聞いてみたくなった。
「ねえ。サーバルさんは昔と今、どっちが幸せ?」
サーバルはキョトンとしたまま暫し固まった。
「うーん、こうしてヒイラギやサキが側に居てくれるから今が不幸せなんてことは全然ないんだけど・・・」
そう言葉を濁したが、やはり本心は隠しきれなかったのか申し訳なさそうに口を開いた。
「昔なら、サバンナを駆け回れたし木の上で眠れたし、何よりミライさんが居てくれたから。やっぱり昔の方が楽しかった・・・のかな。うん。」
ヒイラギはただ黙って頷くことしかできなかった。
間も無く大きな羽音とともにエントランスのドアが勢いよく開かれ、フェネックを背負ったハシビロコウが飛び行って来た。
「先生いる!? 診てほしい子がいるの!」
物静かなハシビロコウには似合わぬ大きな声は診察室の隣の治療室で点滴を準備していたサキのところまで響いてきた。
「その声はハシビロさんですか?こちらに来てください!!」
サキは部屋から顔を出してハシビロコウを手招きし、治療室に用意したストレッチャーにフェネックを慎重に下ろしてもらった。
「フェネックさん、聞こえていますか。返事をしてみてください。」
「・・・っあぅ、あ、あ、おぅー」
フェネックは力なく開かれた口の隙間からか細い音の羅列を発するだけで、到底会話ができる状態ではないように見えた。確認のためフェネックの左人差し指の爪をぎゅっとつまんでもう一度声をかけた。
「フェネックさん、聞こえますか!」
「ぅあっ・・・ぅぅ」
今のフェネックから病状を直接聴取するのは不可能だとわかり、サキは身体診察を始めた。
「刺激に対する反応は弱い。右半身のバビンスキー反射あり。右側両肢に弛緩麻痺あり。口周辺と衣類に嘔吐物が付着していた形跡が見られるが、現状自発呼吸はあり。爪と皮膚のturgot低下などから脱水状態と判断できる。とりあえず末梢輸液ルートはとってグルコース溶液を入れておこう。血液は採って検査機にかける。それとモニターもつけておこう。
・・・
JCSは20、混迷状態。発語困難。そして体温は37.3度、血圧108/76 心拍数72・・・」
フェネックが運ばれてきてから10分以内にサキはこれらの情報を確認しおえた。患者から直接話が聞けないため利用できる情報はこれらより格段に少ないが、サキはこの限られた情報から必要な検査と正確な診断を選択しなければならない。
「ここまで見た限りでは左の脳梗塞、脳動脈瘤破裂とか・・・いずれにせよ脳の疾患のような雰囲気があるな。あまり悠長に問診はしていられないか・・・」
サキがここで思い当たった脳梗塞や脳動脈瘤破裂という疾患は非常に緊急度の高い疾患であり、すぐにCT、MRI検査をして鑑別しなければならない。そしてどちらも治療開始が遅れれば重たい後遺症、もしくは死が待っている。サキが思考に使える時間はほんのわずかなのだ。
サキはハシビロコウの方を向いて早口に告げた。
「先にフェネックさんの検査を始めます。検査が終わり次第ハシビロさんにもお話しを伺いたいのですが大丈夫ですか?」
「わかった。私も飛び続けで疲れちゃったからそこのソファーで休ませてもらうわ。」
暑さと疲れからか汗がいまだに止まらないハシビロコウは、それでもサキには笑顔でそう答えてくれた。その顔は心なしか「がんばって」とサキに投げかけているように見えた。
地下1階の放射線検査室でMRIを撮っている間に血液検査の結果が手に入った。MRIを操作するPCの前にサキは座って、その直前に撮ったCT画像と血液データを交互に見ながら診断を検討した。
「ヘマトクリットが高い、ナトリウムや血液タンパクの濃度も少し大きいな。やっぱり脱水があるか。CTだと出血は確認できないから脳出血の可能性は除外できるけど、脳梗塞と断定するまでの所見も見えないな。脱水がベースにあるのなら梗塞リスクは上がるから脳梗塞の可能性は高いと思うんだけどなぁ。」
あれこれ考えながら椅子にもたれているうちに、MRIの画像が出来上がってモニターに映し出された。表示された連続写真のうち拡散強調像で撮影された画像が表示された瞬間、思わずサキは声をあげた。
「あっ、これは・・・」
脳を水平に輪切りにしたモノクロの透過像、その左前頭葉の領域が高信号域として白く映っていた。これは脳梗塞を証明する所見となる。サキは大急ぎで別の画像も検討してみると、脳梗塞という診断で矛盾は無いように見えた。
「この画像を見る限りでは責任血管は前大脳動脈、そこに梗塞が起きているんだ。」
サキはPCを操作してMRIの設定を変え、脳血管の状態を映し出すMRA像を表示させた。見るとサキの予想通り、大脳の主要な3本の動脈の一本である前大脳動脈が梗塞しているのか途中から画像に映らなくなっている。つまり梗塞より下流の領域は血液が行き届かず虚血を起こし機能が障害されているのだ。
フェネックの病気は前大脳動脈梗塞だ!
診断を確信すると、サキは急いで棚から1枚のシートを取り出してそこに記載された項目を一つ一つ確認していった。
サキが確認しているのは脳梗塞の初期状態ならば使用ができるrt-PAという薬剤の使用チェックリストである。rt-PAは脳梗塞の原因となっている血栓を溶解し梗塞を解消させる効果を持ち、後遺症の予防効果も高いため急性期の脳梗塞の治療では第一選択となっている。強力な効果を持つrt-PAだが、その一方では有害反応も起こしやすく使用には多くの条件が揃わなくてはならない。フェネックの予後も考えなるべくこの薬を使用したいサキは、先ほど取った診察結果や血液検査のデータを条件と照らし合わせていく。順調に条件はクリアしていたのだが、ある項目のところでサキのペンが止まった。
「フェネックさんは一体いつ頃脳梗塞を発症したんだ?」
rt-PAの使用において特に重要なことは、この薬は「梗塞を発症してから」4.5時間以内に投与を行わなくてはならないのだ。制限時間を超えてからの投与開始はかえって出血を誘発するリスクが大きく禁忌とされている。
もしフェネックが会話可能な状態であったなら、問診で発症した大まかな時間を問えば済んだ話であった。しかし今フェネックは到底意思疎通を取ることはできない。フェネックを運んで来てくれたハシビロコウの目撃情報にから発症時間をなんとか推察する以外に方法はない。
サキは1階に戻りエントランスのソファーに寝そべっているハシビロコウを見つけて声をかけた。
「ハシビロさん、お休みのところすみません。フェネックさんのことで少しお話を聞きたいのですが。」
「うん、いいよ。どんなこと?」
そう答えハシビロコウは体を起こしソファーに正座した。
「ハシビロさんが最初にフェネックさんを見たときは大体何時頃でしたか?」
「何時、か。お昼過ぎだったから13時ちょっと前くらいじゃないかな。」
「その時のフェネックさんの様子はどうでした?」
「私が見た時から既におかしかったよ。ぐったりして嘔吐していた。白目も剥いていたかな。」
「うーん、誰かそれより前のフェネックさんの様子を知っている人に心当たりはありますか。フェネックさんがいつ頃から様子がおかしくなったのか知りたいのですが。」
「フェネックの友達のアライグマが一緒に居たから、その子なら知っているとは思う。でもここに着くのはまだまだ先だよ。アライグマは空を飛べるわけじゃないから。」
まいったなとサキは困惑した。ハシビロコウの情報だけではフェネックの発症時間を推定することは難しく、rt-PAの投与に踏み切ることができないからだ。サキは渋い顔をし、ハシビロコウもそんなサキの様子を見て少し不安そうに辺りをキョロキョロと見回した。その時ハシビロコウが何かが近づいてくるのに気づいたようで声をあげた。
「あれ、ラッキービーストが私たちの方に近づいてくるね。どうしたんだろう。」
サキもハシビロコウの見ている方を向くと、1匹のラッキービーストがサキた
ちの方にピョコピョコと歩み寄ってきた。そのラッキービーストはサキのそばで足を止めると、さっきのように再び喋り始めた。
《ドクター、患者フェネックの診療に当たる上で何か不足している情報などはありますか?》
サキもハシビロコウもまさかラッキービーストの方から能動的にフレンズに質問してくるとは思っておらず、目をパチクリさせた。
「喋るラッキービーストは久しぶりに見たよ。人がここにいた時以来だ。」
ハシビロコウは懐かしげに嘆息をついたが、今の音声の何かが気にかかったようで首を傾げた。
「今この子先生のことをドクターって呼んでいたよね。“サキ”じゃなくて。」
「私の“サキ”って名前は博士につけてもらった名前なんです。フレンズとセルリアンのハーフの体のお前には愛称が必要だろうって。まあ、どうしてドクターって認識されているかはわかりませんけど。」
サキの足元ではラッキービーストがまるでサキの指示を待っているかのようにじっとしてサキの顔を見上げていたので、サキは試しにラッキービーストに尋ねてみることにした。
「フェネックの発症時刻が知りたい。」
その言葉に反応するようにラッキービーストの胸部のレンズのようなパーツが光り始め、《ケンサクチュウ、ケンサクチュウ》と繰り返し発した。
待つこと10秒ほど、ラッキービーストはピピピという動作音を一度発し、サキの問いに対する回答をはじき出した。
《最後に発症前のフェネックの様子が確認されたのは本日午前11時49分、平原エリアにて。異常なく二足歩行している様子が近隣のラッキービーストによって確認されています》
つまりフェネックは発症してからまだ2時間経過していないということだ。こ
れならばrt–PAを問題なく投与できると判断し、サキは嬉しさで拳をぎゅっと握った。
《ドクター、他に用件はありますか?》
「いや、大丈夫。教えてくれてありがとう。」
サキがそういうとラッキービーストは黙って踵を返し、ピョコピョコ跳ねて病院の奥の方へと消えていった。
「ハシビロさんもお話を聞かせてくれて助かりました。それでは私は治療に戻りますね。」
「どういたしまして。フェネックのこと助けてあげてね、先生。」
ハシビロコウの落ち着いた口調の発破はサキを再び深い集中へと誘った。
さあ頑張ろう。まだ手遅れじゃない、今ならフェネックは助かる。
サキは両手で自分の頬をぴしゃりと打って目を覚まし、大急ぎでフェネックの待つMRI室へと戻った。
フェネックが脳梗塞を発症してから2時間弱経過しているという新たな情報を含めて、サキは再度脳のスキャン画像とrt-PAのチェックリストを検討した。
「超急性期の脳梗塞はCTに映らないこともあるからCTとは矛盾しない。むしろCTで脳内出血の可能性を否定できたから撮影しておいて良かったな。心置きなくrt-PAが使える。」
道具と薬剤を一通り揃えた後、投与前にもう一度脳梗塞の症状を評価するべくフェネックの身体診察を記録しておくことにした。
「強い刺激で覚醒、バビンスキ反射+、右不全片麻痺、左の共同偏視あり。・・・これもしかして顔面神経も軽く麻痺あるかな。口輪筋と笑筋に少し固縮がある。NIHSSは21。MRI画像だと前頭葉の虚血だけかと思ったけれど、もしかしたら中大脳動脈の下流も少し血流障害を起こしているかもしれない。」
セオリー通りrt-PAの適用がもっとも効果的だとサキは思い、投与を決断した。フェネックの右前腕橈側皮静脈ルートにポンプ、そしてrt-PA 0.6mg/kgを必要量調合したバックを設置し、その10%を2分かけて急速に投与した。その後残りの90%を58分で投与できるようポンプを設定した。
「ふぅ。ひとまずこれでよし。お腹空いたなぁ・・・」
サキは机に倒れ込み、緊張のせいでつかえていた息を一気に吐き出した。薬がうまく作用すれば今日のうちにフェネックは意識が回復する。だがしかし薬の作用が不十分な場合はカテーテルを用いて血栓を直接取り除くことになる。このカテーテルを用いた処置はリアルタイムの透過画像を見ながら、それと並行して手元では精密な動作を求められる難度の高いものである。そんな鋭い集中力を要する処置に備え少しくらいは休んでおきたかったサキは部屋の端においてあったベッドに腰掛け、目の前のストレッチャーの上で静かに息を続けるフェネックの横顔を眺めた。
体から疲れがにじみ出てくるのを感じていたが、ベッドに横たわってしまおうという気には一向にならなかった。今はただ、フェネックの容態の変化が心配だった。
だからサキは静かに、フェネックが無事に意識を取り戻すのを待っていた。
それからしばらくして突然ポケットの中でPHSの着信音が鳴った。サーバルの対応を任せているヒイラギからである。まさかサーバルの容態が急変したのかと思ってすぐに電話を取った。
「どうしたの?サーバルさんの容態が変わったの?」
「ううん、そうじゃないんだけど・・・」
そういうヒイラギの声はどこか慌てているように聞こえた。
「ヒイラギ落ち着いて。どうしたの?」
「えっとね、僕とサーバルさんのところに突然ハシビロさんと助手とアライグマさんが来たの。聞いたら、助手が怪我をしたアライグマさんを連れてきたんけど、サキさんが出てこないからとりあえず僕のところに来たんだって。アライグマさんは足を怪我していて痛みと内出血があって、多分診察が必要だと思う。フェネックさんの方が落ち着いたらでいいから来てくれないかな?」
なんてこった。こんなタイミングでさらに別の患者か、とサキは頭を抱えたくなった。サーバルの透析はあと2時間程度かかるし、フェネックの容態だって未だ楽観視することはできない。こんな状況でさらにもう一人患者を診るのか・・・
願わくば軽傷であって欲しい・・・
そんなためらいと卑屈な希望が一瞬だけサキの脳裏をかすめた。
けれど病院に来て助けを求める患者を見捨てることは絶対にできない。サキの答えは初めから決まっていた。
私がやらなければ。それが使命じゃないか。
サキは一つ深呼吸をして、背筋にまとわりつく邪念を追い払った。
サーバル、フェネック、そしてアライグマの3人を同時に診療するという、経験
したことのない大仕事を受ける覚悟を決めた。
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