純情と成長の狭間にある情景が、柔らかく現実的でありながら美しく、けれど読後感は爽やかで……なんて難しい言い回しは置いておいて(全て本心ですけど)、単純に、読めてよかったです。
気持ちの流れというものが、とても丁寧に書かれている印象でした。
未来を思える結末というのは、やっぱりいいものですね。

ずっと好きだったのに、向こうにとっては妹だったかあ。
切ないですね。だけど、葵の事を想ってくれている悠がいてよかった。普段は生意気なのに、傷ついた時優しさを見せるのがいいですね。

夏の切なさと甘酸っぱさを感じられる物語、面白かったです。

ちょっと生意気な感じで、だけど葵の事を一途に想っている悠がカッコいいです。少しの幼さとカッコよさを両立できるのは年下男子の特権ですね。

葵の初恋は残念な結果に終わってしまいましたが、悠の初恋が彼女に笑顔を与えてくれるでしょう。

葵さん、啓人くん、悠くん、それぞれの想いの交錯が、丁寧に描写されていて、惹き込まれました。
実る初恋と実らない初恋。
私だったら、悠くんに惚れるな～と思いながら、読ませていただきました。

一視信乃 様

初めまして。
企画にご参加いただき、ありがとうございます。

せっかく張り切って綺麗にして行ったのに、見せたい相手には彼女が…とか切ない以外の何ものでもないですよね。
でも、葵の場合は、思ったよりも早く、次の幸せを掴めそうですね。

悠くん、気遣いがスマートでカッコいい！