第2話
パソコンとテレビの電源を入れ、まだ眠い目と慣れた手つきで今日の予定や情報をチェックしていく。
「あ、今日は発売日だ」
僕は『占い屋っ!』という高校の部活動の日常を描いたアニメが好きだ。
計五人の部員のうち、1人だけが男というなんとも羨ましい内容だ。
僕はその中で「リル」ちゃんが好きだ。
小さいが明るく元気で典型的なツンデレで何処をとっても可愛い。
下手すれば小学生と間違われるんじゃないかとこっちが心配になるほど、超純粋な高2の部長なのだ。
そして今日はそのアニメの初DVD発売日だ。
10時開店に合わせて店に向かうため、急いで支度をして家を出る。
店に着くと、既に多くの人が並んでいた。
そして開店と同時に、皆DVDの方へ行き買い物を済ませる。
間一髪、ギリギリのところで僕も手に入れることが出来た。特典の限定タペストリーも貰えた。
普段から運動をしない僕には早起きはともかく、朝から走るのはとても疲れた。
そんな足取りで知り合いの居るメイド喫茶へと入った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます