第720話 僕の嫁はオークの酋長! (9)
でも、女王アイカ自身も、先程みたいにしおらしく、泣き崩れている状態ではなく。
いつもの女王アイカさまに。
そう。健太の大好きな、ツンデレ、サディスト的な、鞭を夫相手に平然と揮える
強くて、凛とした。
勇んで、神々しく、凛々しい女王陛下様の、アイカだから。
「いいわよ。シルフィーさん。貴女が納得しないのならば。この後また戦を。合戦をおこないましょう。今度はウォンではなく。私が陣頭指揮を。総大将を勤めますから。先程のウォンのようにはいかないわよ」と。
オーク種族最強の戦妃の一人。女王アイカが自身の両腰……。
言われてみたら、少しばかりお腹がでたのかな? と、思わせる。
自身の腰に両手を当て、踏ん反り返り。
ジャポネの女王シルフィー相手に……。
そう。この地の戦勝の女神であり。無敗伝説を誇る女神に対して。
この地に新たに降臨をした戦女神が決闘!
合戦を申し込み始めたのだ。
それも、二人の女神は、自身の夫が。
健太が真横にいることを忘れて。
ガンのつけあい。飛ばしあいをするものだから。
この後、勝利の女神と戦の女神は仲良く。
主健太に、荒々しく諫められながら。可愛いお尻ちゃんを叩かれ、折檻と言う名の愛を受けて泣き叫び昇天するのだった。
お互い。
ライバル共々も仲良くにだ。
◇◇◇
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます