第714話 僕の嫁はオークの酋長! (3)

 しかし、女王アイカ。彼の妻アイカは。いつものサディスト的な彼女、愛の鞭を夫へと平然と打つことができるツンデレヒロイン女王さまへと逆戻りをしている状態だから。


 たじろき、後方へと下がった健太へと詰め寄り。自身の美しい顔を主の顔の付近、間近まで近づけると、自身の目を細め太々しい顔、表情。


「……あなたが、私にしてくれたのは、愛ではなく。義務でしょう。今あなた自身も口を滑らしたではないですか」と。


 女王アイカは健太へと不満を漏らすのだ。


 しかし彼女の不満。一度荒々しくなった気持ちは、これだけでは収まりがつかないようだ。


「……そう。あなたが私にしていたのは、愛ではなく。只入れて直ぐに発射。子供を、子孫を残す為だけの行為。全然私の事を以前のように優しく愛してくれはしなかったではないですか。あなた。違いますか?」


 女王アイカは更に健太へと不満を漏らしてきた。


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