　それも少しばかり困惑……したところで『ニヤリ』彼女の幼い主さまが。彼女の柔らかい肢体に甘える行為をやめて、下から見上げるように見詰めているのだ。興味津々……でないね？

　健太は、自身の幼い奥さまに対して『ニヤリ』と苦笑を浮かべたのだから。自身の幼い妻に対して、まさに悪戯っ子の如く振る舞いで、『ニヤニヤ』苦笑をしながら見詰めるのだ。

「もう～。あなた～。本当に意地悪なのだから～」と。

　美と時の女神シルフィーは、自身の幼い主さまへと不満を拗ねて様子……。

　それでも女神に相応しく、可愛く。「えい～」（ペチン）と、悪戯っ子への可愛らしい折檻も忘れずおこないながら告げる。

「えっ、へへへ～」

　するとシルフィーの悪戯っ子は、笑って誤魔化してくるのだよ。

　そして誤魔化し終えれば、「うぅ～ん、僕の女神さまは、本当に可愛い～」と、言葉を漏らしながら。シルフィーの華奢腰へと両手を回して抱きつき、また甘え始めるのだ。

　そう？　幼い子供が、自身の母緒へと抱きつき甘えるようにしながら。

「女神さま～。大好き～。大好き～」

　も、健太はつけ加えながら甘え始めるのだよ。

　と、なれば？

　女神シルフィーの未だ小さく華奢な肢体は、健太の勢いに耐え切れなくなるから不安定になるのだ。

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