第155話 あとがき(17)
だからウォンはね、おばば様達の諫めを素直に聞き入れる……ではないか?
要するに彼の当初の目的は男王健太を殺害するのが目的ではなく。自身へとオーク種族の妻として尽くし、奉公をしてくれなくなったアイカへの不満であり。まあ、多少は他種族の健太が男王になった事への不満と嫉妬心を募らせた事には間違いはないのだが。
それでも女王アイカの可憐な一族の男達を束ねる上に、彼女の左翼とも言える立場の彼だからおばば様達や女神シルフィーが決めた
オーク種族のアマゾネス達が基本女性ハーレムだと言う事も理解できているから女王アイカが健太と国を挙げての盛大な結婚式、披露宴を使用が問題はないのだよ。
ウルハ率いる傾奇者、不良、ヤンキーお姉様達……。もう既に夫や子がいようとも男王健太の押しかけ女房になろうが他の漢戦士、グラディエーター達と一緒で健太にNTR、寝取られたとは思わないのだよ。
富と力があるオーク種族のアマゾネス達は基本そんなものだからね。
じゃ何故グラディエーター達は、健太へと不満と嫉妬心を募らせたかと申せば。
もうここまで説明をすれば察しがついた者達も多々いるとは思うのだが。
女王アイカを筆頭に妻達が以前からいる自分の彼氏、囲い人、夫の事を蔑ろ……。
女王ハーレムから男王ハーレム事男尊女卑思想へと移り変わり。シルフィーやエリエ、プラウム、サラ、ウルハのように男王健太一筋、命へと移り変わり。彼氏、夫の許へと全く近寄らなくなったのと。
中には幼い子迄も連れて出ていく者も達も後を絶たなくなってきたから彼女、妻達ではなく男王健太がいるから悪いのだと彼に対して不満、憎悪、嫉妬心を募らせたと言う訳だから。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます