第156話 あとがき(18)
ウォンも女王アイカが最後までなりふり構わず自分の命乞いの嘆願をウルハや妹達にしてくれた事や。
未だ女王アイカがウォン自身の事が好きだ。愛している。あなたを長らく放置、蔑ろにしたから許してください。今後は心を入れ替えて男王健太共々あなたに使え、尽くしますから。あなた許してくださいと言った言葉と謝罪を女王アイカからもらったので。
ウォンは男王健太への憎悪と嫉妬心は取り敢えずなくなったから。
「ああ、分かっているよ。おばば様達……」と。
彼はほっと安堵、微笑みながら呟けば。
自身の妻と言っても良い女性アイカが自身の姉妹、義母、従姉妹達、ヤンキー姉ちゃん達が戯れる様子を大変に穏やかな顔と目をしながら集落の最長老、おばば様達と和やかに見詰め続けるのだ。
この亜熱帯の大陸の大王となる少年だと女神シルフィーが告げた健太がこの世界、この大陸生まれの出身者、オーク種族ではなく。
異世界の近代国家日本生まれの人種の少年……。その少年が産まれた日本と呼ばれる国には世帯主のハーレムと呼ばれる太古や中性的な考え方はもう既になく。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます