第74話 男王になれなかった男の策(3)

 まあ、呟き、吐く、放つ。嘆きを聞けば日ノ本で暮らすみなは『えっ? 健太の周りにいるアマゾネス達の中に浮気や不倫をしているビッチでセフレな女性達がいるの?』と思いながら怪訝な表情で彼女達を見るようになるとは思うのだが。


 オーク種族は以前にも説明をした通りで、男王健太も知らないのだけれど。の種族であり。働き者の女性達は男性達を養っている。食わしてやっている立場の上に、オスとしての性、性欲と言う奴まで満たしてやっているし。子だって多々産める尊い存在。神々しい者達だからね。一般男性達はだめだが、何人もの男達や子達を養い。食わし。家族を守れる者は何人もの男性達を囲うことが可能な女性ハーレムなのだ。


 だから女性達の恋愛は自由、いくら夫、男を何人も囲っていようとも女性達が気に入り洗濯の求婚、儀式に男が了承すれば結婚、夫婦として認められる古からの風習、習慣、決まりごとがあるから。


 彼氏や夫をもう既に持つ女性達であろうとも好きな男と夫婦になることは可能、ごく当たり前、普通、日常茶飯事のことだからね。


 彼女達が浮気をしている訳でもない。


 まあ、ないからね。普通は若い漢戦士達もこんなに大騒ぎをすることはないのだが。


 只自分達の彼女、妻が他種族のひ弱、貧弱な優男……。



 そう、どうみても自分達よりも武や力で劣るに夢中なのが気に入らないから嫉妬心と怒りをあらわにしながら各自各々が真っ赤な顔、鬼のような形相をしながら歯ぎしり。身震いをしている訳でね。


 これが仮に健太でなく、ウォンが男王ならば誰も恨みつらみや不満、文句を言わないのだ。


 と、説明をしたとこころで話しを元に戻す。

 


(お願い)


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