修行編
32話
もう行ってしまうのかい?
えぇここからいち早くでもでるつもりだったから
この事リグルは知っているのかい?
えぇ昨晩リグルいえお兄ちゃんに話しました
そうかい
それでリグルの事は諦めてくれたのかい?
貴方と戦い思ったの、今の私ではお兄ちゃんを護れないってだから修行に行く事にしたわ、だから諦めたつもりは毛頭ない。また強くなっていつか貴方を倒してお兄ちゃんを助けに来るだから……
私が貴方を倒すまでお兄ちゃんを頼みます。
承知したよだが私は簡単にはやられないよ簡単にやられては魔王様にも面目が立たないしね、それにリグルはいつの間にか私達に無くてはならない存在になっているからね
でもお兄ちゃんと結婚とかはやめてよねあなたが姉になるなんてゴメンだから
あぁ私もこんな生意気な妹はごめんだよ
ふふっ
っはははは
それじゃお兄ちゃんとの別れは名残惜しいけどそろそろ行こうかな
あぁ共に拳を混じえた者だからこそこの言葉を送りたい武運を祈る
ふん言われなくても
香華〜
ん?お兄ちゃん!
良かった間に合ってコレ持って行って
これはお弁当?
そう昨日また旅に出るって言ってたから
っははっんぐボロボロ
お兄ちゃん遠足゛じゃないんだよ
わかってるだからさまた魔王城にお兄ちゃんに会いに来てくれる?
モヂロンだよ
旅、頑張って行ってくるんだよ
分かってるよお兄ぢゃん
よし香華
いってらっしゃい
いってぎます
何とも偉大な兄妹愛だねぇ〜
っていつの間に
どぉ〜私たちもぉ〜姉妹愛を深めようよぉ〜
んぁ〜もう離れてくれないか!
ー数時間後ー
良しと洗濯終わりっと
精が出るねぇ〜
あ、デールさんおはようございます
あぁおはよぉ〜リグルぅ〜今日も綺麗に腫れてるねぇ〜
そうですねぇ〜
っあ
ふふぅ〜僕の口調移っちゃったぁ〜
いやそのこれは
良いじゃない!
ダメだ!
ん?
なんだか外がさわがしいねぇ〜
そうですね僕ちょっと見てきます
ねぇ良いでしょ?
ダメだ
やっぱりダメですか?
あんたねぇ親が付いてて何やってんの!
それに魔王城に何の用なんだ!?
だから、お礼をしたい人がいるの!
お礼ねぇ〜
えぇなのでここまで呼んで頂けませんか?
それで誰を?
リグルよリグル
今リグルさんは留守だ
ガチャ
あれアイコちゃん?
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