33話
良かったんですか?私たちを入れてしまっても
あぁリグルの命の恩人だと聞くし従者の恩は私の恩でもあるからね
ありがとうございます
ほらアイコも
ありがとう
いや、いいよそれでリグルにお礼とは?
そうでしたリグルさんありがとう
えっとなんの事ですか?
実は1ヶ月ほど前に私の誕生日がありましてその時に
アイコが街の方へと行ったんですがその時アイコのこと色々と助けていただいたそうで、それに私に卯抜きのプレゼントまで
いえそれはアイコちゃんが
ううん私じゃないよリグルくんがくれたんだよ
とアイコが言うのでお礼に来ました
それと主でもある貴方にもお礼を
いえ、私は本当に何もしていないそれにそんな話は初耳ですしね
それと主である貴方様に折り入って話がありまして
何ですか?
この子をここで雇っては貰えないでしょうか!
…リグル1回退出してくれるかい?
そこのアイコという子も連れて
分かりました
ねぇどうしたんだろねママたち?
さぁ?あっそうだアイコちゃん食堂でお菓子食べようか
うん!食べる
ねぇこのお菓子美味しいね
そう?これ僕が作ったんだよ
えっ本当!
本当
凄いママの作ってくれるお菓子より美味しい
あら、誰のお菓子が不味いって?
えっママ!!
あっデイルさんも
この子の事だが
……雇うことにしたよ
やった〜
良かったね
うんリグルくんも宜しくね
ブブー
えっ?
リグルくんは先輩なのよだから、リグルくんの事は
リグル先輩やリグルさんって言わないとダメよ
それと目上の人にはちゃんと様を付けること後もうママ呼びは禁止ねお母さんと呼ぶこと
え〜
え〜じゃない
あぁリグルそれと急で悪いんだが近々メイドの研修があるんだそれでそこのアイコと2人で行ってきてくれ
アイコには仕事を覚えてもらわないといけないしね
分かりました
それじゃあ明日馬車を用意するから準備をしておくんだよ
はい分かりました
ではアイコの歓迎と明日の旅立ちのお祝いを祝して夕食を豪華にするか
えっそれって僕が大変なんじゃ
あはは細かい事を気にしてはいけないよ
はい分かりましたじゃあ早速準備にかかります
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