19話

一触即発のムードから臨戦態勢へと口火が切られ戦闘が始まっていた勇者陣営も完全回復をした訳では無いがデールさんの一方的な戦いへとなっていた。

しかし勇者達も1人ではない勇者達の激しい連撃をうけたがデールは傷一つ着くことはなかった

そんな激しい戦場に私は飛び出したその瞬間戦場に静けさが取り戻された。


退いてくれるかなぁ〜

退きません確かに私もリグルさんが傷つけられた事は許せませんだけど彼らも私の仲間なんですだから攻撃をやめてください

やめないよォ〜言ったよね私は勇者の事はどうでも良いってでもね従者の守護は私の仕事なんだよだから従者を傷つけるやつはこの私が排除するよぉ〜て

でもリグルならこんな時話し合って解決しようって言うと思うそれに今のあんたには冷静さを感じない!

私は至って冷静だよぉ〜

ならなんでリグルを助けようとしないんですかもしかしたらまだ間に合うかも知れないのになのにあんたは私の仲間への攻撃の事しか考えてないそんな奴が冷静なわけが無い。

シークそれに皆お前達が気に捨てた奴は私の命の恩人なんだだから彼女にリグルに謝って欲しい頼むこの通りだ。

私は仲間に向かって土下座をした

操られてるかもしれないって思ってるかもしれないけどそんな事はない私を冒険者と知っても助けてくれた彼女に謝って欲しい後出来ればリグルを助けてほしい


シークよお主はまだ戦うか?

いや辞めておこう

コーテリグルに治癒魔法を掛けてやってくれ

皆…

ムーランだけじゃないよほら

仲間の目線の先にはリグルの傷口を舐めるポロッサの姿があった。

ポロッサにあそこまで懐かれてる奴が悪いやつの訳が無い

それにな今思えばここにおる全員がリグルの為に怒り憎んだ皆リグルが好きなんだろうな


その後私の仲間のコーテや魔王軍の魔法士が回復に当たりリグルは一命を取り留めたのだった…



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