18話②
リグルの横たわっているのを見、唖然としていたら奥からコツコツと足音が響いてきた
外が騒がしいと思って来てみればそう言うことか〜
リグルが体を紅く染めて横たわっているのを横目でチラッとみた
君たちがあの勇者一行か〜い
あぁそうだ俺は勇者シーク仲間を返してもらいに来た
仲間って彼女のことか〜い?
あぁそうだ
ムーランよ助けに来たぞ!
待っててねすぐに助けるからさ〜
どうしてそこのメイドを切りつけたんだ〜い?
それは…
もしかしてムーランさんの仲間の人ですか?
あぁそうだ仲間を返してもらおう
ムーランさんは中に居ますから案内しますよ
嘘だ
えっ
そんな嘘じゃないですよ
お前達魔物達の仲間の言うことなんか聞けるか!
本当にいるんですだから
うるさい近づくな
ザシュ
ならば彼女から危害を加えたわけじゃないんだね
デールさんの雰囲気がガラッと変化したしかしまたいつものニコニコ顔に変わっただがその笑顔の中には言葉では表せない何かが漂っているそんな感じだった
数秒間ピリついた空気が張り詰め一触即発のムードだった。
その空気を破ってデールが仲間のもとに飛び込んで行った
私自身も冷静でいるので精一杯だった本当ならデールと共に仲間に襲い掛かりそうな程だったでもここにいる者は皆冷静さを欠いていたここで私が冷静さを失えば収まるものも収まらなくなる。
正直私は悩んだこの場の収め方にでももしリグルならこの時はこうしているそう思った時身体が勝手に動いていた
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