第11.5話②

(リグル)「(材料調達からとは言ったもののなんの宛もないしな〜)」

(リグル)「はぁ」

(コリア)「どうしたんじゃため息などついて」

(リグル)「それが・・・」

僕はコリアさんに事の顛末てんまつを伝えた

(コリア)「なるほどのぅ?よしわかったわしの馬車を貸してやろう」

(リグル)「良いんですか」

(コリア)「あぁ構わない、それにその抱き枕なる物も気になるからの」

(リグル)「よしそうと決まれば早速」

(コリア)「まぁ待たんかもうそろそろ夜も更けてくる明日にしたらどうじゃ?」

(リグル)「でも時間もないですし早くキューラさんに抱き枕をプレゼントしたいんです。」

(コリア)「そうかならわかった正門に馬車の準備をさせておこう。しかしどこに行く予定なんじゃ?」

(リグル)「あ、考えてなかったです」

(コリア)「そもそもその抱き枕とはどんなものなのじゃ?」

(リグル)「それはえっと細長くてふわふわしていて・・・・・・そう長い枕です」

(コリア)「なるほどのぉならばラースカ平原にでも行ってみてはどうじゃ?」

(リグル)「ラースカ平原ですか?」

(コリア)「そうじゃ、あそこには確かローメリープの集落があったはずじゃ」

(リグル)「えっとローメリープっていったい?」

(コリア)「ローメリープはな要はそちらの世界での羊じゃ」

(リグル)「あ〜なるほど」

(コリア)「まぁなんかあっても困るからの一応兵士について行くように言っておくから準備しといてはどうじゃ?はよいかんと暗くなってしまうからの」

(リグル)「わかりましたじゃあ早速準備してきます」


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