第5話

(デイル)「どうだいそろそろ出来そうかい?」

(リグル)「いやまぁ出来たと言えば出来ましたけど」

(デイル)「なにか問題でもあったのかい」

(リグル)「いや僕この国の料理知らないから」

(リグル)「僕の居た国の料理になるんだけど」

(デイル)「あぁどこの国の料理でもいいから出来るだけ早くして欲しいんだ」

(魔王)「料理はまだですの!」

(デイル)「はい只今」

(デイル)「頼んだよ」

(リグル)「はい」

その時のリグルの声に元気はなかった

それもそう魔王様に不味い料理を出したらどうなるか分からないからだった

(デイル)「魔王様料理が出来上がりました」

(魔王)「やっと出来ましたの」

そこには色とりどりの料理が並んでいました

(魔王)(なんですのコレは見たことの無い食べ物ばっかりですわ)

(魔王)「なんですのこの料理は」

(デイル)「おいリグル説明を」

(リグル)「はい」

(リグル)「コレは肉じゃがです」

(魔王)「ニクジャガ?」

(リグル)「はいコレは肉と人参と玉ねぎそれに芋を調味料を入れて炊いたものです」

(魔王)「説明されても分かりませんが食べてみますわ」

魔王は肉と芋を頬張った

(魔王)(なんですのこの食べ物は肉にしっかりとした美味しい味が染み込み芋も口の中でホロホロと崩れていくみたいですわ)

(魔王)「美味しいですわ!」

(リグル)(それは良かったです)

その後出された料理の事を一つ一つこれは何と聞いていった

(魔王)「はぁ美味しかったですわ」

(魔王)「決めましたわ貴方は私の奴隷になりなさい」

(リグル)「えっ」

(デイル)「お待ちください魔王様リグルは私の奴隷です」

(魔王)「貴方の奴隷は私のモノよ」

(デイル)「しかしですね魔王様」

(リグル)「わかりました」

(リグル)「それでは私は二人とものメイドという事でどうでしょう」

(魔王)「良案ですわ私は問題ありません」

(デイル)「私も異論はないよ」

(魔王)(デイル)「ということで私の為に頑張って貰うよ(貰いますわ)」

その時リグルは2人のメイドとしてなったのであったそしてこの時リグルをめぐった戦いが始まった時でもあった



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る