いざ戦場へ
桜牙
第1話
時計の音とたまに紙をめくる音だけが聞こえる部屋。
1人の男が机に座り。
黙々と資料に目を通していた。
目が疲れたのか眼鏡を外して目がらしを指で押さえていた。
ーーコンコン
ノックの音が部屋に飛び込んだ。
返事をするとそろそろ裁判が始まる事を伝えて来た。
「分かった。そろそろ行くよ」
こちらが向かう事を伝えると相手は戻って行った。
資料のそばにあるペットボトルにはいった水を少し飲んで立ち上がった。
壁にハンガーでかけられた一度見たら忘れられない特徴的な真っ黒な服。
男はその服に身を包んで深呼吸をした。
「さあ、行くか」
部屋のドアを開け自分の戦場へと歩いて行った。
いざ戦場へ 桜牙 @red_baster
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