第16話 駅馬車.1


ブレオテの北門


ブレオテの町の北門の外には空き地になっている


騎士団が駐屯したりキャラバンなどが店を開いたり


町の中に入れない規模の集団用の広場である


この外側が一般の農地でその外側が納税用の大麦畑である


そして、大麦畑の中のダンジョンはもう無い



朝の訓練の休憩中にアーティさんとニックさんに南の町について聞く



「そうかマサトは南に向かうのか」


ニックさんが呟くように言う



「何かあるんですか?」



「きっとニックはアイリちゃんを心配してるんだよ」


「南に行くとイスタリア教の勢力範囲だからね」


アーティさんが代わりに答える



「イスタリア教は奴隷か獣人に厳しいんです?」



「獣人だな」


ニックさんが吐き捨てるように言う



「イスタリア教は大陸最大の宗派で人間以外は認めない宗派なんだ」


「獣人はいないわけじゃないが、イスタリアの宗主国では迫害される」


「宗主国に行くにつれて獣人差別が酷くなるんだ」


「でも、結構な遠くだし船で避ける手もあるから大丈夫だよ」


「ここから南に向かうなら駅馬車だな、一度北に行ってから船でもいい」


「駅馬車ならコルデロル卿の領内を経由してから王都に行くことになる」


「船なら一気に王都まで行ける、馬車なら乗り継ぎだね」


「イスタリアの宗主国はそこから更に更に向こうだから心配はいらないよ」


アーティさんが代わりに教えてくれる



「午後は座学で地図の勉強でもするか?」


ニックさんがニヤリと笑う




午後は急遽、座学になった


アーティとニックさんに大まかな世界地図を渡す


地方の名前や国の名前や街や町や村の名前を書き足してくれる


昔受けた依頼やお勧めの食事など話して聞かせてくれる


まだ見ぬ世界の話は聞いていても楽しいものである


ミリアちゃんもアイリちゃんも目を輝かせて聞いている



東に向かうルートを聞いたのだが、やはり魔の森突破は止められた


北ルートは魔物の森か魔物の海を突破する必要があるとの事で止めた


やはり南ルートで東に向かうのが吉との事である



取りあえず南に行こうと思う




駅馬車は街道のみ走っている旅客郵便馬車である


馬車が来る間隔は上り下り共に10日に1度くらいである


町間の距離にもよるが2日から3日おきに町に止まるようである


町に入る日だけはベットで寝れるがそれ以外は野宿である


料金は一律1人頭金貨3枚で隣町までである


長距離も購入できるが乗り遅れても返金されない


席は空いていれば乗れるが空いていなければ乗れない



「お前達なら商人の護衛に潜り込めるだろ?」


ニックさんが言う



「駅馬車は急ぐ人には良いけど値段が高いしね」


「それに郵便のついでに客を運ぶから乗り心地は最悪と聞くよ」


「余りお勧めはしないけどね」


アーティさんが説明してくれる



「護衛依頼はあっという間に売り切れです」


「あと慣れない旅で、更になれない護衛では気が休まらないです」


「徒歩はきついですし、商人の乗合馬車はもう出ちゃいましたし」


「選択肢がこれしかないかなと思いまして」


キャラバンも商人も冒険者も日に日に少なくなっていく



「まあ、そうだな…次の駅馬車はいつ来るんだ}


ニックさんが聞く



「予定では明日の夜に来るだろうと、出発は朝と聞きました」


地図で駅馬車のルート教えてもらいながら答える


ミリアちゃんとアイリちゃんがその地図をじっと見詰めていた




宿屋「あの夏の熊街道亭」



宿の部屋で3人で夕食を取る


夕食は野菜のスープとベーコン2枚とライ麦パンである



食後にミリアちゃんとアイリちゃんが仲良く武器と防具の手入れをしている


眺めながらミリアちゃんと明日でお別れを寂しく思う



何と言って誘おうかと考えるが、思い浮かばない


誘って断られると凹む、とてもとても凹む…ハートブレイクで死ぬかもしれない


イケメンなら断られないだろうと考える、イケメンであればと


断られるくらいなら誘わないでいようかとも考える…俺にはアイリちゃんがいる


アイリちゃんがいれば十分ではないかと、十二分の果報者では無いかと考える


だがしかし…ミリアちゃんとも一緒に居たいと思う、思ってしまう



へたれである…ため息を付く



「あの」


ミリアちゃんの声が聞こえた



「あ、はい…送りましょうか」


席を立つ、ミリアちゃんの顔をまともに見れない



「いえ、あの…一緒に連れて行ってもらえませんか」


「もしよろしければなんですが」


体の前で組んでいるミリアちゃんの振るえる手が見える



「もちろんです、喜んで」


顔を上げてミリアちゃんを見るモジモジしていて可愛い


良かったと思った、安堵したってやつだ


急に何かが抜けて軽くなった、また一緒に居られると思った



「あの、その」


ミリアちゃんが顔を赤らめて口をパクパクさせている…聞き取れない


ミリアちゃんの向こうでアイリちゃんが両手を胸の前で握りしめていた



「あの、その」


「キャッ」


アイリちゃんに突き飛ばされたミリアちゃんが俺の胸に飛び込む


とても柔らかい圧迫感に包まれる



ミリアちゃんは俺に抱き着いたまま動く気配がない


あれ?



柔らかい圧迫感と甘い匂いにおっきしてミリアちゃんのお腹に触れる


しまったと、でも止まらない



ミリアちゃんのお腹に触れる感覚で更に自己主張を強める


気が付いていると思う



ミリアちゃんを持ち上げるように抱きしめる


息を漏らして俺を見上げるミリアちゃん、顔を赤らめて目を伏せる


キスをした



キスをして抱きしめた


唇を吸う、唇を離してまた唇を吸う…何度も何度も


興奮しすぎたせいか力が入っていた、ミリアちゃんが息苦しそうな声をあげる


抱きしめる腕の力を緩めて一度体が離れる


もう一度、今度は優しく抱き寄せてキスをする



ミリアちゃんの胸はとてもとても大きく柔らかかった


持ち上げると重く、掌が埋まりこぼれてしまう程である


優しく下からこねるように揉み、回すように舐る


背中に手を回し腰の曲線を確かめるように撫で上げる


とてもとても大きな胸に顔を埋め、先端を吸い舌を這わす


声を抑え途切れ途切れに甘く息を吐き、瞳を潤ませる


顔を上げてキスをしながら足の付け根に指を這わせる


声を漏らしながらミリアちゃんは上から強く唇を押し付けてくる


ゆっくりと優しく時間をかけて解きほぐす


体制をを入れ替えて抱きしめるように体を引き寄せる


ミリアちゃんは俺の首に手を回しキスをしながら迎え入れてくれる




ミリアちゃんを傍らに幸せをかみしめる


壁の傍の暗がりにアイリちゃんの姿が見えた


部屋の隅でポツーンとしているのでこちらに呼ぶ


しょぼーんな顔でトボトボと歩いてくる


手を差し出すと手を握ってクンクンとペロペロする



手を振りほどいてベットに転がし傍らに抱き寄せる


俺の胸元をクンクンとペロペロしながらもしょぼーんなままなのでヨシヨシする


少し笑顔がもどるが、寂しそうな笑顔である



顎を持ち上げてキスをする、唇をペロペロする


体を抱き寄せて強く唇を吸う、舌を舌で優しく絡める


服を脱がせながら体のラインを確かめるように全身に指を這わせる


胸をゆっくりと揉みながら優しく先端にさわる、舌で転がし唇に含む


触れるごとに体をくねらせ息を漏らし、声を噛み締める


そのまま舌を這わして舌と指で解きほぐしていく


アイリちゃんは俺の上に腰を下ろしながら息を大きくゆっくりと吐く




楽し気な話声で目が覚める


ミリアちゃんとアイリちゃんが食事の用意をしながらおしゃべりしている


ああ…そうか昨日



ハッと目が覚めた



(シス、この世界で避妊は?)


そういえばアイリちゃんの時は気にもしなかったが大丈夫なのか?



(はい、魔法か薬品で行います)



(魔法は売ってるのかな?)



(はい、弱体魔法の中級で販売されております)



(どんなやつ?)


見てない気がするが



(はい、生命活動の抑制となります)


わかり難いわ



(魔法を使うのは事前だよね?)



(はい、そうです)


遅かったか



(人間と獣人の間では子供出来るの?)



(いえ、種が違いますので子供はできません)


そうか、ならミリアちゃんの方か



(ミリアちゃんが妊娠するかわからないよね?)



(いえ、ミリア様は人の種と交配すれば妊娠します)



(いや、俺の子供の妊娠の話なんだけど?)



(いえ、ミリア様は東雲真人様の子供は妊娠しません)



(なんで?)



(はい、東雲真人様は人の種では無いからです)



(なんで?)



(はい、東雲真人様は人の種では無いからです)



(いや、なんで俺は人間じゃないの?)



(はい、転生者ですから)



(転生者は人間じゃないの?)



(はい、転生者は人間ではありません)



(転生者って何?)



(はい、他の世界からこの世界に転生を果たした者です)



聞きたいのはそれじゃない



(俺は何の種なの?)



(いえ、東雲真人様は何の種ではありません)



(ん?では?えっと、種が無い事もあるの?)



(はい、転生者には種はありません)



意味が分からないが、わかった



体を起こして2人を見るとポカーンとした顔でこっちを見ている



「おはよう、何か?」


訪ねながら服を着る



「えぇ、こっちを見たまま動かなかったのでどうしたのかと」


「怖かったです」


2人が顔を見合わせて答える



「うん、話さないといけない話があるので…食べながら話そう」


2人には嘘を付かないで話しておこうと思う


決してビビったわけじゃなく、ケジメとかじゃなく


そう、気持ちとして



俺の前世の話と転生の話を2人にした


アイリちゃんは「すごーい」と言って尊敬の眼差しを送ってきた


意味が分かっていないわけではないと思う


ミリアちゃんは驚いていたけど「やっぱり魔法使いですね」と笑った


それだけだった…でも2人とも嬉しそうだった



次にアイリちゃんの奴隷の開放の話をした


喜ぶと思ったが、捨てられると勘違いしたらしくしょぼーんで涙目だった


奴隷を開放して一緒に行こうと話すと尻尾フリフリで笑顔に変わってくれた


断られたらどうしようかと思ったが良かった、本当に良かった



食事を終えて食器を片付ける


1階の食堂に下りて宿のおかみさんに明日の朝の駅馬車で町を出る話をする



「あら、さみしくなるねえ」


「弁当いるだろ?3人前でいいのかい?水筒を出しておけばお茶を置入れておくよ」



「おねがいします」




ブレオテの南門


宿を出てキャラバンにに向かう、風呂の為である


大型テントの前にいるハンチング帽にチョッキを着た男に話しかける



「お風呂3人で入れます?」



「かまわねーが銅貨30枚の所を、今日が最後だから銅貨28枚でいいぜ」



「今日で最後なんです?」



「ああ、昨日の夜に親方がいきなりな」


「朝に売り切って昼前には出発する予定だぜ」


「買いたいモノが有るなら早めにな」


手をクイクイ動かしてお金を催促する



「いままでありがとうです」


銀貨3枚渡す



「まいど、こちらこそな」



ハンチング帽にチョッキを着た男はお釣りを返さずに気持ちよく去っていった


3人で洗いっこするが…今日はスッキリさせないスッキリであった



公衆浴場でのフルーツ果汁入りミルクを飲む正しい作法をミリアちゃんにも教える


3人並んでグイっと飲む



教会に入り2人が長椅子に座り、祈るのを横から眺める


お祈りが終わると司祭にお布施とスクロールを渡す、奴隷の解除をおこなう



司祭が懐からスクロールを出して祭壇に捧げる


祭壇に置いてある神の紋章を胸の前で握り祈りの言葉を唱える


祭壇に捧げられたスクロールに光の文字が浮かぶ


スクロールの文字を読み契約の解除を認める言っている


俺が人差し指でサインをすると光で文字が書かれる


アイリちゃんは戸惑う目で俺を見る、俺は頷く


アイリちゃんは人差し指でサインをすると光で文字が書かれる


スクロールは光に変わり、アイリちゃんから制約の紋章が消える


アイリちゃんの瞳から大粒の涙が零れる



「あ、ありがとうございます」


アイリちゃんは嗚咽を交えながら言葉を絞り出す


ミリアちゃんがアイリちゃんを抱きしめる


何故だか拍手が巻き起こり聖堂は音に満たされてゆく


何とも美しく絵画的な光景であった




教会を出て朝市で食料を仕入れる


時間停止のポーチが有るので賞味期限は気にしない、食べたいものを買う


フルーツに肉に野菜に干し魚にチーズや香辛料など目についたものを仕入れる


途中で液体を入れる容器が無い事に気がつき、ハム店長の雑貨屋に買い物に行く


水筒(大)にやかん(大)に鍋(大・中・小)に串やナイフやフォークなどなど


目に付いたものを片っ端から仕入れる…ハム店長は大喜びなのだ



朝市に戻ってミルクをやかん(大)に入れてもらう


洗い場に下りて上流の方で水を汲む、別のやかん(大)に入れる




次は古着屋に行って旅行用のバックパックを2つ購入する


雨具に防寒具や毛布など足りないものを買い足す


さらに3人の服と下着の補充をする、ポーチも買い足す



3人で持っているもの持っていないものを確認して買い足す


欲しい物、買いたい物を話して買い足す…楽しい買い物である


買い物を十分満喫した




丁度古着屋に来たので向かいの防具屋に顔を出す



カウンターの赤いドレスのタニアさんに声を掛ける



「いらっしゃい、今日は早いのね」


爪を光に透かしている、割れた爪が気になるらしい



「いらっしゃい、いま開けた所なのよ」


青いワンピースのサーニャさんが背後から声を掛ける



「おはようございます」


「おはようございます」


「おはようです」


3人で挨拶をする



「あら?アイリちゃん?開放してもらったの?」


「あらほんと、紋章が消えてるわね」


「よかったわね」


「ほんと、よかったわね」


「マサト君たら男前ね」


「ほんと男前ね、なかなかできないわよ」


「ヘタレだと思ってたけどなかなかやるわね」


「ほんとヘタレだと思ってたけど」


「信頼関係なのね」


「愛し合ってるのね」


「ウラヤマシイ」


「ネタマシイ」


赤青ワンピーズが壊れ始める


途中でヘタレとか言いましたね



「あー、明日の朝に町を出るのであいさつに」


話を変える



「あら、そうなの?」


「寂しくなるわね」


「アイリちゃんは付いて行くのよね?」


「じゃあミリアちゃんはどうするの?」


赤青ワンピーズがミリアちゃんを見る



「一緒に行きます」


照れながらもはっきりと言い切る



「あら?」


「あらあら?」


「もしかして?」


「もしかしてかしら?」


「もしかしてなのね?」


「もーうらやましい」


「ほんと、うらやましい」


赤青ワンピーズがキーってなってる



「では詳しく聞かせてもらわないとね」


「そうね、聞かせてもらいましょう」


「マサト君よろしくね」


「マサト君2人を借りるわね」


赤青ワンピーズが2人を連れて奥に行く


奥に行くのは奴隷の気遣いじゃねーのかよっ


ただしゃべりたいだけかよっ



仕方ないので店番をする


やはりこの店には客が来ない、ダンジョンが無くなってこの先が心配である




「マサト様、お待たせしました」


「マサトさん、お待たせしました」


ミリアちゃんとアイリちゃんの2人が出てくる


アイリちゃんは様付けのままなんだね



「アイリ、もう様じゃないよ」



「いえ、マサト様はマサト様です」


「駄目ですか?」


上目づかいで見てくる



「いや、好きに呼んでいいよ」



「ありがとうです」


笑顔で尻尾パタパタである




「それでは、また戻ってきたときに」


「いってきます」


「またです」


3にんで挨拶して防具屋を後にする



「またね~」


「待ってるわね~」


赤と青のハンカチを振りながら赤青ワンピーズが涙ぐむ




食堂「ねこ×3のにくきゅう亭」


表から入りエルネちゃんに声を掛ける



「エルネちゃん、オススメ3つお願いします」


言いながらテーブルに着く


アイリちゃんは戸惑っていたが、ミリアちゃんが座らせていた



「うけたまわりっにゃ?」


「にゃ?にゃ?にゃ?」


「よろこんでっにゃ!」


エルネちゃんはアイリちゃんをジーっと眺めてから嬉しそうに答える



「よかったにゃ」


「よかったにゃ」


「マサトにゃん、えらいにゃ」


「マサトにゃん、えらいにゃ」


マグカップを置いてアイリちゃんの頭をナデナデしてから俺の頭もナデナデする



「ミリアにゃんも負けてられないにゃ」


「ミリアにゃんはまた一人ぼっちに戻っちゃったのにゃ」


「かわいそうにゃ」


ミリアちゃんの頭をナデナデする



「そのね、エルネ…明日の朝に私達、町を出るの」


恥ずかしそうに下を向きながらゴニョゴニョ言う



「にゃんと?」


「にゃんと?」


「それはおめでとうなのにゃ」


「ミリアにゃん良かったのにゃ」


「幸せにしてもらうのにゃ」


「マサトにゃんはヘタレタイプかと思ったけどやるときはやるのにゃ」


「2人を幸せにするのにゃ」


ミリアちゃんの頭をナデナデしまくりまくりである


ヘタレとかまた聞こえたけど



「食べ終わっても待ってるにゃ」


「休憩時間に裏庭でおしゃべりするにゃ」


ニコニコしながらオススメを置くエルネちゃんである


足取りも軽くエプロンドレスがふわりふわりと尻尾と舞う




裏庭でお茶とお菓子で3人が楽し気におしゃべりしていたのだが


エルネちゃんの一言でミリアちゃんが凍り付いた



「でもよく叔父さんが許したのにゃ、マサトにゃん凄いのにゃ」


「小さな町とはいえ冒険者ギルド支部長の認める男にゃ」


「実力は折り紙付きにゃ」


エルネちゃんが俺を褒め殺しにくる



「いや…そんなことはないですよ」


内心はかんらかんら、である



「ミリアさん?」


アイリちゃんが声を掛ける声に気が付く


ミリアちゃんがお菓子の端っこをかじった所で固まっている


ピクリとも動かない



「ミリアにゃん、まさか」


エルネちゃんが恐る恐る聞く




ミリアちゃんは答えず、お菓子がテーブルの上に落ちる






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