そこまでの信念があるのなら、日本刀はうてないでしょうね…このご時世に。
時代が違えば、刀鍛冶として、武器としての刀をうっていたのでしょうが…。
でも、今の時代であっても、その職人としての信念を認めてくださる方が大勢いるのですね。
何より娘さんが。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
伝統のために技術を残す刀匠の皆さんも、素晴らしいです。
本作のオヤジも、時代によっては刀匠として名を馳せていたかも。
一方、この作品では
「使われないのでは、刀は打てない」
「ちゃんと使われる道具を作る」
という部分を強調しました。
>刀は人を斬るために作らんとアカン
ぞくっとしますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
刀本来の役割ですからね。
「平和な現代日本だと、作るのには限界があるだろうな」
と思い、書きました。
伝統が形を変えて残されても、その本質が継承されているとは限らないのだと、深く感じました。
父が「刀は人を斬る道具」だと言い切ったのが、ぞくりとしましたが、何故かかっこよくも思えます。
職人気質と言ってしまえば簡単ですが、その内面の複雑さを、垣間見えました。
最後に、自主企画への参加、ありがとうございました!
作者からの返信
こちらこそ、参加させていただき、ありがとうございます。
新しい発見もあり、楽しかったです。
いくら打っても人殺しには使われない。
道具として役に立たないモノを打つ、やりきれなさ。
それでいい、だからいいのだ、という割り切り。
それらの感情が入り交じって、
「自分には『本来の意味での刀』は打てない。包丁を打つ方がいい」
と、実際に刀を打ったことで、悟ったのでしょう。
書いてみて、自己分析しています。