応援コメント

第17話」への応援コメント

  • ここまで読ませていただきました。

    命を主題にした作品、心を砕いて書いていらっしゃるのだと思います。
    『命』を、特に『病』による物語は人の心の深くまで届きます。一方で、非常にデリケートな問題なので表現等を工夫しなくてはいけないテーマです。

    ストーリーの構成や交互に視点が移る演出は、共に胸を打つものがありました。登場人物にも好感が持て、彼彼女たちの今後を思うと切なくなりました。
    一人称なので入り込みやすく、読みやすい出来上がりだと思います。

    ……アドバイス企画なのでなにか無理矢理ひねり出しますと、
    冒頭数話で主人公二人の苦しみが強く伝わってこない、くらいでしょうか。
    読み進めていけば共感できるのですが、それは読者の想像力に依存したものです。一人称なので書きづらいでしょうが、そういった『苦しみ』部分が描写されていないので、どこか苦痛に対して淡々とした印象を受けます。

    そこを生かして終結部の哀しみや胸の傷みなどを浮き彫りにしようとなさっているのかもと考えると、差し出がましいコメントだと自分で後悔してしまいます。
    ですがこうして頭を絞ってひねり出さねば企画に則したコメントができませんでしたので、ご容赦ください。

    素晴らしい小説ありがとうございました。

    作者からの返信

    1話から3話までが自分でも弱いというかつまらないなと感じています。
    時間があるときに序盤で二人の苦悩をもっと深く掘り下げて加筆してみます。


    感動する物語が書きたくて書き始めた作品です。恋愛モノを書くのが好きなのでその要素も入れていくとこの作品になりました。
    もっと色んな人に読んでもらいたくて改善点を模索中なのでこの企画に参加したのですが、しっかりとした意見がもらえてありがたいです。

    これから先を書くのが自分でも辛いのですが、可能な限りハッピーエンドに近づけてみせます。