LASTArk

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「久しぶり。しばらく会ってなかったな。」

「まあ、機会を見つけてこれれば良かったんだけど、なかなか来れなかったんだ。ごめん。」

「………あ、右頬？………まあちょっといろいろあってな……けどほとんど痛まないからいいだろ。」

「………無理はしてないか？………はは、無理をする癖はどうやらそう簡単には直ってくれないみたいだ。」

「皆は元気か？オブディットには会えたけどほかは会えなかったな。またゆっくりできる時があればいいんだけど………。あいかわらず騒がしそうだけどな。」

「俺は大丈夫だ。お前のぶんまで強く生きてやるから、見ていてくれよな。」

「………どうやら時間のようだ。また来るよ。」

小さな墓標の前に白い花がひとつ、添えられていた。