舞台裏ーおまけ話2

41話 御迎えです より 落ち込むエリック。

アリス退室後の独り言。

エリック「好きな人に子ども扱いされるなんて……男として悔しいものだな」


メアリー「姫様は大人びていますからね、私も時々子ども扱いされます。私の方がかなり年上なんですけどねぇ…」


エリック「へぇ…私だけじゃないんですね…ってメアリーさんいつからそこに!?」


メアリー「うふふっ…壁に耳あり障子にメアリーですわ!姫様のお傍はもちろんどこにだって私は存在できますのよ!」


エリック「ショージ…?というか気配が全くしなかったんですが!?」


メアリー「情報通足るもの気配を消すことなど朝飯前ですのよ!それでは失礼致しますわ!」


メアリー、窓から退場。


エリック「なんなんだあの人……」


謎多き侍女、メアリー。



42話 騎士仲間は賑やかです!より ブラコンに捕まる騎士三人組


エルバート「俺も王女殿下と話したかったなー!ちっちゃくてすげぇ可愛いもん!めっちゃ撫で撫でしたかった!」


アシュトン「確かに。話に聞いてたより随分しっかりしてるよな、あんなことがあったのにもう出歩いてるし。根性あるんだな、見直したぜ」


ルシオ「ジェードが入れ込むのも少しだけわかる気がするな。成長したら美しい女性になりそうだ」


ダニエル「その話、私も詳しく聞きたいなぁ?(にっこり)」


「「「……ダニエル殿下!?」」」


シスコン王子 が あらわれた !

逃げますか?

YES ←

NO


ダニエル「逃がさないよ?」


47話 女子会です より エルバートの場合


エル…エルバート アシュ…アシュトン 


エル「アシュトン…俺、振られたのかな…」


アシュ「お前さぁ、もっと時と場所を選べなかったのかよ」


エル「いや、なんかこう…俺の事見て微笑んでくれるマリーを見てたらぶわあって好きだなって気持ちが溢れて気が付いたら告白してた…前から好意はあったし、こんな風に告白する予定じゃなかったんだけど…何してんだ俺ぇ!!!」


アシュ「純情少年かお前は。ほら、落ち着け。人目も気にせずいきなり仕事中に告白されたらマリーちゃんだってそら逃げるわ」


エル「アシュトン…俺、どうしよう…」


アシュ「凹むな鬱陶しい!」


エル「ひでぇ!!それが落ち込んでる友達に言う言葉か!」


アシュ「お前はとりあえずマリーちゃんに謝ってから改めてきちんと告白しろ。んでまたいつもの馬鹿バートに戻れ、玉砕したらいくらでも聞いてやるから」


エル「…アシュトン、励ましてくれるのか…お前いいやつだな!わかった、俺行ってくる!」


アシュ「おー…って今からか!?お前、警備は!?おいコラ、馬鹿バート戻ってこい!」


メアリー「エルバート様って本当にまっすぐですね」


アシュ「それがあいつの良い所…ってメアリーちゃん!?いつの間に!?」


メアリー「女子会がお開きになったのでたまたま仕事に戻る途中だったのです、えぇたまたまですわ。ですからお気になさらず」


メアリーさん、どこにでも居ます。



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