秘密
私は最悪を知った。私は最高と共に墜落し、啜られて真の忘却を知った。されど餓えた魂が救済される事は無く、私は私の愚行と友の茫然に解放されたのだ。開放された戸口は未知への誘いで在り、冷える世界への手招きだと思考すべき。莫迦な話だろう。されど在り得ないとは断言不可能だ。私の身体は
蛆虫は死んだ。流れるものが山を溶かし尽くす。されど我が魂は不滅で在り、永劫よりも死を哄笑する。視よ。覗き込め。極光が世界を抱擁する。文言は理解した。呪文は秘密の裏返しだ。不可視の吸血鬼を招くならば、奴等の世界に異物を押し込んでやろう。犠牲者は既に決められた。ゼリーは固めて破壊するのだ。
手紙を届けよう。
君は殺されなくても好いのだと。
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