こういうの弱いんですよ僕……この文字数で、非常に上手く構成されていると思います。仕掛けもバッチリはまっていました(そして僕もまんまと嵌りました)納得の大賞作です……作中の2人に幸せがあらんことを。
―― 一ヶ月後、貴方の大切な人の思い出が消えると言われたら、貴方はどうしますか? 誰もが持っている「夏の思い出」と「大切な人との思い出」を主題にした恋のお話。 読んでいて感じたのは心臓がひっくり返る様な、そんな衝撃。とある町の、二人の少年少女の切ないドラマに胸が熱くなりました。思わず嫉妬してしまうほど完成度の高い作品です! タイトルの意味は読了後、分かります。 作者さんも言ってましたが二回読むことをオススメします! これは「記憶」とは違う「思い出」が紡ぎ出す「私達」の大切な宝物……。