あらすじ とか
あらすじ
4人の小学生は魔法少女になるが、魔法少女は名を奪われ、やがて人々からかつての己だった存在を忘れることを知らされる。
そこから魔法少女ソラは魔法少女になることを恐れるようになる。
そこにつけこんだ魔女ザウエルはソラに仲間を貶めるよう提案する。
恐怖のあまり、ザウエルに協力したソラは魔法少女二人を魔女にしてしまい、罪悪感に苛まれる。
最終決戦に一人で挑む魔法少女ツキ。
ソラもツキを追うが間に合わず、ツキは己の命を犠牲にして敵を殲滅した。
そして時は流れ、贖罪の心とともにソラはツキのように生きると決め、魔法少女として新たな町へと旅立つ。
そして本編へ……
登場人物
ツキ(月影夜空)
一応、今作のヒロイン。
だが、影が薄い。月影夜空という名前から、もっと格好良かったり、クールだったり、という方が良かったかもしれませんが、名前については結構適当なので。
ただ、もう一人の、そしてソラが変わる契機となったソラを描きたかったということでこのようなキャラクターに。
ちなみに、月影というのは月の影ではなく、月の光なのです。
別に父親が黒幕だったりはしない。
能力についてはものすごく平均的な娘。
性格は飄々としていて、誰とでも分け隔てなく接することができる。
ある意味生まれついたアイドル性というところか。
ちなみに、両親は健在で、三姉妹の次女だったりするけどあまり必要のない設定。
作者の知人がモデル。
容姿は明るめの髪に肩にかからないほどのボブヘア。
スカートは基本的に履かない。
でもパンツは白。
はざーどれべるとかに関しては謎。
作者の思いつきなので謎。
ただ、現在明かすことのできるはざーどれべるで言うと、フキは2.9止まり。
魔法少女になるためには最低でも3.0は必要なのでどうしてなれるのか謎。
滅後、実は密かに魂のデータを妖精に採取された。
魔法少女の衣装はピンク色。
それ以外は特に考えていない。
赤井南空(ソラ)
もう一人のヒロイン。
本編のソラの二年前の姿。
この時は眼鏡に三つ編み。
あだ名はたまちゃんだろう。
みんな気を使ったんだな。
服装は若草物語に出て来そうな服。
実は母親の趣味で手作り。
ソラ自体は服装にこだわらない。
(二年後はほとんどジャージで過ごすしね!)
とにかく影のあるキャラを作りたかったけれど、まさか裏切るなんて、作者も予想外だった!
多分、ソラのことを嫌われた読者がいるかもしれないが(読者いるの?)それでも生きて行く少女を描きたかった。
このころは意外と無個性で、絵も得意なだけ出会って趣味というほどでもない。
魔法少女服は青色。本編とちょっとデザインが違うけど、特に考えていない。
波野司(ナミ)
碧眼に黒髪ストレートのお嬢様。
そして、どうしようもないくらいに腐った変態。
胸はシリーズ一。
本編が百合に迷走したのは大体こいつのせい。
「嫌ですわ。わたくし得なのですの」
小さい時に両親が死んで、二つのパペットが親代わり。
おじいちゃんやら任侠の人々に育て上げられる。
母親は波野家の人間で、父親はアメリカ人。
二人で駆け落ちして、事故に遭うまで仲睦まじく過ごしていた。
髪は母親譲り。
性格も顔だちも母親譲り。
母親の隠していた秘蔵のBL本を読んでBLにかくせいした。
目とスタイルの良さは父親譲り。
魔法少女衣装は緑色。
なるべく胸を強調しないようにしたいけれど、むりだよね。
となると、白の部分が多いかも。
スミス&ウェッソン
本編に登場予定。
夏の劇場版先行登場。
口がきけなくなり、かわりに両親の残したパペットにしゃべらせる。
スミスは衰弱したナミの心の残滓、ウェッソンはヒカリをお手本とした理想の性格の残滓。
コルトのように前の人格の面影を残していない。
一番壊れた魔女。
二つのパペットを近づけて話すので、腕と腕の間に胸が挟まって、人形どころじゃない。
だけど、本人の心は壊れきっているので気にしない。
妖精への復讐心はあるが、どちらかというと意思がなく命令に従うロボットに近い。
少なくとも自分の考えで行動することはない。
ワームに食われる前にすでに心は壊れきっていたのだけど、まあ、関係のない話。
衣装は真っ黒というよりはちょっと茶色がかった衣装になっている。
実はコルトとソラとの物語とか関係性というのは本編を書いているうちにいつの間にか後付けされたもの。
ただ、二人はすでに本編に出ているということで結構濃厚なキャラクター設定になった。
母親が若いということでキラキラネームと考え(名前を思いついた方が先)
ただ、ようつべを見てると、本当にひどいキラキラネームがあって、まだ
母親につけてもらった名前だから嫌ってはないものの、恥ずかしい。
髪型は編みこんでいて、セイバーさんみたいにしている。
結構時間がかかるし、自分では難しいので休み時間とかにナミにしてもらっている。
結構暗い設定が多い彼女だけれども、作者一番のお気に入り。
なぜならモデルが鷲尾須美は勇者であるの三ノ輪銀ちゃんだから。
フリフリ銀ちゃんとか、悶え死ぬぜ。
ほんとうにヤバいぜ。
アニメで仁王立ち死亡がカットされていたことに作者は『原作読まねえと分からねえひと続出じゃん』と文句を言う。
でも、勇者の章も楠芽吹読んでないと理解出来た人は少ないでしょうし、乃木若葉も読まないと本気で分からなかったろうとおもう。
勇者絵巻に千景ちゃんが載ってないのをOPで見た時、作者はガチ泣きした。
衣装は当然赤い。
運動するために髪を編み込んでいるけどスカートを穿いている。
スパッツを穿くときもあるけど、基本まま。男子もあまり気にせずネタにする程度だったけれども、最近はどうも気になり始めている様子。
本人は黒いミニスカがお気に入り。
コルト・パイソン
分かっている人もいるだろうけど、魔女の名前は全て銃の名前かメーカーの名前になっている。
別に作者は銃に詳しくない。
詳しい人ぶってるだけ。
赤髪をポニーテールにした、まんままどマギの赤。
黒くてゴスロリな服を着る。
最後まで世界を恨まなかったということで一風変わった魔女になる。
魔女になったコルトの中にあるのは、『たった一つの願いのためなら、世界を犠牲にだってする』という意志だけ。
ただ、コルト自身、そのたった一つの願いを無くしているので、けっこう行き当たりばったりに願望を叶えようとする。
(例えば、自転車に乗るのを手伝ったり。あれは弟の影をアオに見たんだろうけど)
ヒカリだったときと同じく、意外と思慮深い。
それと常にツッコミに回るけれど、ツンデレ性やら名前やらをネタにいじられる。
うん。ナミが百合百合してしまう理由もなんとなく分かるね!
「そうでしょう? もう、最高なのですわ!」
小学生は最高だぜ!
「お前らな……」
母親
エボルワームの砲撃に巻き込まれて死亡。
ちょっと天然だけどとってもいい人。
家が貧しかったということもあり、レイプされてヒカリを産む。
その後、八光の父親と出会うが八光がお腹にできたことを知ると別れる。
でも、養育費だけはくれてるし、実は時々こっそり二人の様子を見に来てたりする。
お金も二人の生活費と母親の入院費を払っている。
あれ?でも、八光6歳なら、ヒカリはちょっとくらい八光の父親のこと知ってるんじゃ……
ヒカリの父親は3輪くらいでワームに殺されてます!
八光
はちみつ。
月亭。
一応6歳だけど、登場時は4歳くらいの予定だった。
母親がエボルワームに殺された後、虻川家の養子になる。
もしかしたらコルトと同じ学校に通っていたかもしれない。
ザウエル
夏の劇場版先行登場。
ごりらもんどを主に使う。
密かにふるふるごりらもんどを作っていた。
「いや、だから、魔女をネタにしすぎだろ」
モデルはブギーポップとしたいけれど、こっちではブギーポップぽくない悪役を演じてもらっただけ。
この方についてはその内本編でやるでしょう。
白い髪に琥珀色の瞳というカリスマ性バッチリの容姿を持つ。
そして、人心把握が得意。
魔法は結界系を得意とする。
ワームを研究するマッドサイエンティストで、エボルワームから生まれでる存在、ロストを復活させることを目論む。
この作品について
ふと作者の作品について思うのだが、大抵こんなダークな話になる。
例えハーレムラブコメでもなんだか暗い話になる。
でも、常にあまあまラブコメなんて、作者には無理だ。
読んでて首を吊りたくなる。
さて。この作品は作者の幼少期の振り返りでもある。
作者は恐らく自閉症に近いものを子どもの頃患っていた。
人とのコミュニケーションが苦手で、ろくに話すこともできなかった。
そして、作者が8歳の頃、両親が離婚した。
離婚の直前、母親は私にこう尋ねた。
『お母さんとお父さん、どっちについていきたい?』
と。
私の中では答えがとうに出ていた。
『離婚なんてしてほしくない』
でも、私はその一瞬に自分の望みを言葉にすることができなかった。
何も答えられなかった。
そして、父親と母親は離婚し、兄妹たちはみんな父親の実家に引き取られた。
まだ、弟は2歳であった。妹は6歳。
この時ほど私は後悔したことはなかった。
俺は、たった2歳の弟を母親から引き離した。
俺があの時離婚なんてやめて欲しいと言っていれば、少しは何か変わったのかもしれない。
8歳児には重い決断だっただろう。
だが、時や運命は年齢を選んではくれない。
そして、私は選択を間違えた。
その時から私の時間は止まったままだった。
転校先の友だちは私に優しく接してくれていたというのに、たたでさえ元から運動神経がないくコミュニケーションが苦手だった私はさらに母親のいない子として、劣等感の塊として日々を過ごし、友だちを拒絶した。
自分には友と呼べる人間などおらず、また、自分に関わるものは本気で不幸な目に遭うと信じてやまなかった。
その意識が変わったのが2年ほど前、大学のクラブに所属してからだった。
潰れかけのクラブを立て直すのに協力して欲しい。
そう友に請われたとき、私の脳裏に、あの母親に尋ねられた言葉がよぎった。
『わかった』
私は即答した。
もう二度と何かが壊れるさまを、自分が何もしないことで何かが失われるのを見たくはなかった。
そして、私はこの小説を書き終わる。
ある意味、作者の全てを注ぎ込んだ作品に意図せずなってしまったかもしれない。
もしかしたら、作者はもうすぐ死ぬのかもしれない。
作家というものは全精力をつぎ込んだ作品を執筆し終えるとぽっくり死んでしまうものだからである。
まあ、底辺が作家と自称していいのかは微妙であるが。
こんな暗い話はほっといて、こっちから読んだ人は是非とも初めから読んでみてくださいね!
竹内緋色でした!
赤い空、月の影 竹内緋色 @4242564006
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