恋文

幼い頃に見ていた夢は破れたまま崩れ


背丈だけが伸びた。


夢追い人は、いつの間にか姿を消した。


あぁ、僕らは何故、夢なんて言う言葉を覚えてしまったのだろう?


苦渋や挫折を知らなきゃ、苦しくなかったのに何故だろう


たまに、頑張ってる人を見ると胸が痛くなる。


さぁ、都会の屋上から叫ぼう!


夢を!


孤独に愛を


幽霊になった彼女がまとわりついている。


何で有名人ではないのかと?


スポーツ選手にも芸能人も見る側になっていた。


夢をあきらめた僕を責めるのかい?


君の失った夢を背負って生きるのには君がいないと切なすぎる。


新しい扉を開いて君に会えるわけではない。


幼い頃に見ていた夢はどこかの過去に忘れてしまった。


夢追い人はまだまだ迷っている。


君という光を求めて…。

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