第2話 2018年7月29日
2018年7月29日(日)
台風をかわすため嫁の実家で1日やり過ごす。午前中は娘の夏休みの宿題のために図書館へ行く。
雨風はそう強くない、普通の雨のレベルだ。
デパートの上階に市立の図書館が入っている。広くはないが居心地は悪くない。
全体の中で子供コーナーの割合が大きく、力を入れているようだ。
子供連れ4、学生3、主婦1、定年後の方1、その他 という感じ。
最近興味のある九州の島々の旅行本を見ていると嫁に「ふんっ屋久島って(冷笑)」と吐き捨てられる。
市立の図書館だが旅本がすべて「るるぶ」だ。「マップル」は一冊も見当たらない。
何らかの力が働いているのか?
それから嫁の妹が手伝うパン屋でパンを買い、昼飯を済ませる。
あんパン、ピザパン、無花果とチーズのパン、LAWSONのカフェオレ。
あんパンは粒あんとこしあんがあったがこしあんを選んだ。
ピザパンというのは独特のものだよなぁ、と思う。パン屋が、というより昔の喫茶店あたりから始まったのではないか?
ピザトースト。
食パンの上にケチャップを塗り、ベーコン(ハム?)、玉ねぎ、ピーマンあたりをのせ、スライスチーズをかぶせて焼く。
第一次ベビーブームあたりの方々から「これこれ、なつかしー」という声が聞こえてきそうだ。
当時「なんだチーズとは、そんなもん食えるかけしからん」と言っていた硬派なお兄さんもすっかりお年をめし、近年のチーズブームですっかりチーズを食べこなしている。
おそらくピザパンは喫茶店からパン屋に逆上陸したのではないか。
ピザパンとはそんな“あたり”のつく食べ物だ。
昼食後、夏の疲れがたまっているのか強い睡魔に襲われる。
昼からはレンタルした漫画を読んだり昼寝をしたり昼寝をしたり昼寝をしたりした。
昨夜酒を飲み、夜7時くらいには床につき、10時間以上寝たかもしれないのに、また3時間ほど昼寝してしまった。
それにしても本は好きだ。本は俺を裏切らない。金を出して買い(もしくは借りる)さえすれば好きな時に好きなように読んでも本は嫌がらない。
その間は文字の国の王だ。
とりわけ漫画はいい。気軽に読めて文章ほど疲れない。「風呂で一冊」を最上とし、「就寝前」を次点とする。「用事の無い日に(いつも無いのだが)寝床でゴロゴロしながら」がその次あたりか。「ただし用事の無い日に・・・」はシリーズ読破というやり方もある。
今日は嫁の借りてきた漫画だ。
鬼滅の刃といくえみ綾の太陽は見ている(かもしれない)。
少女漫画は久しぶりだった。このそれぞれがなかなか幸せになれずにやきもきする感じ。
少年・青年漫画で好みのものは読み尽くした感があったので少女漫画に手を出してみるのもいいかもしれない。
おっさんと少女漫画
それにしても沈んでいるときは何をしてもうまくいかない。
嫁への返答1つとっても、今ので良かったのか?もっといい返事があったんじゃないのか?つまらないと思われてるんじゃないか?幸せに思ってるのか?愛想つかされるんじゃないか?
と悪い方悪い方へ考えてしまう。
それを周囲に悟られないようにするのも疲れる。その状態で逆に頑張っても空回りしてしまう。
脳が萎縮し閃きが無くなる。
普段通りのことにも「今のでよかったのか?」と考えてしまう。
それにしても亀が気になる。
亀を残し、家を離れて2日目。
亀は大丈夫なのか。
爬虫類だし出る前に多目に餌をやった。
だが俺の亀はまだ小さい。小さいうちは餌をたくさん食べると本に書いてあった。
亀は大丈夫か。
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