このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(147文字)
ある青年の死から始まる、「二人」の少女たちの物語。青年以外は名前すら語られない、ひと夏ひと晩の短いお話ですが、切ない出会いと別れのストーリーでした。彼女の語る「ロマンチック」のロマンチックさに頭がクラクラしてきます。ただ、一方の少女は救いを見出しましたが、残されたもう一人が気にかかる所。それも含めて切ない後味でした。