サーバーとアイドル

@11245

第1話

さーてさて、今日は何をして遊ぼうかな?

パソコンを開き、きょうのできごとをサーフィンし始めた。ところがどうだ?

なーんにもなく平凡な1日を楽しみに皆送っていた。

俺も退屈だがネット民も退屈をしていた。

「あーあ。つまんねぇの」

パソコンを閉じようとしたとき一つの広告があらわれた。

(おめでとうございます!あなたは○○番以内に入りました!)

なんだ、これは。真っ赤な背景にただ黒い文字が記されている。

興味と好奇心でパソコンをクリックしてしまった。

(アイドル育成ゲームへようこそ!)

ピンクでできた背景に、明るくそう表示され、先ほどと違った雰囲気に恐怖する。

とりあえずスターボタンを押すと地味なでも体系はモデル体型をし飾れば美人になるだろうと思った。

早速ら着飾ろうとすると、アイテムがブラシ、メガネ、カチューシャと言った数少ないアイテムで着飾りたくても無理だった。

もっと飾るものはないかと探し回るとそれはたくさんのアイテムがあった。しかしそれらは課金制になりお金を使わないと使えない。

「なんてことだっ」

一瞬項垂れるが、地味な彼女を哀れみ課金をすることにする。

自分の好みにするにはかなりの金がかかるが、彼女へのプレゼントとして送ることと考えれば当たり前だろうとつぎ込む。

その日からどんどん綺麗になるアイドルに胸熱になり彼女代わりとしてみていた。そんなある日課金を11万を越したある日フッと繋がらなくなる。

なぜ!?と焦ると、プレイ人数が多すぎてサーバーが上限を超えました。そういう言葉に項垂れその場に泣き崩れる。

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