「どこをどうすればいいか意見交換してみよう」企画参加ありがとうございます。
率直な感想を。
アメコミヒーローモノ、というコンセプトで卒なくまとまっており、話も分かり易く、かなりゆるい気持ちで読ませていただきました。
ただ一点、「経済都市であるのにも関わらず犯罪行為が蔓延している」というのなら、お金持ちがその街を見捨てずにでない理由、例えば街の中に治安の悪い地域と悪くない金持ちエリアとの壁がある、金持ちは万全のセキュリティに守られている、金持ち自体がマフィアのボスであるなどなどの理由が必要かなと。
そのあたりの設定の矛盾(に私には見える)が引っかかったという点が一つ。
もう一つは、「突き抜け方が足りない」
「全身ピンクのコスプレをした巨乳ねーちゃんが出てきて3人の不良をあしらった」「気になったので追いかけることにした」
わりとよくある展開で、しかも描写も普通なので、この先に何があるのかというワクワク感が薄くなりがちではないかと
例えばこれが、ニンジャスレイヤーのようなインパクトのある文章だったり、あるいはあしらったのが全身ピンクの巨乳ねーちゃんではなく徳川吉宗と名乗る日本刀持った美少女だったり、あるいはやられたのが不良ではなくマフィアの幹部で主人公の男もろともめちゃくちゃやべえ報復に巻き込まれるという展開だったり、はたまたあしらった代償に刺されて血を流しながら去っていったとかなら、「え?? え??? こっからどうなるの????」となるのですが・・・。
また、戦闘シーンのテンポもう少しスピード感を増やすと(冗長な語尾を削るなど)と臨場感が増すのではないかと思いました。
以上です。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
一つ目の街の設定については自分も説得力のある描写ができていないなと思っていました。
言われてみればマフィアなども作品中に登場させていないし、金持ちも全然でしたのでそこらへんが甘かったです。
二つ目の突き抜け方については、自分の課題だと思います。リアル寄りを目指して書いていましたが、現実的に考え過ぎて固定のイメージに囚われやすいのかもしれません。
戦闘シーンは少し文章を削る気持ちで見直して書いてみようと思います。
貴重な意見と時間をいただき本当にありがとうございました。鶴屋さんの作品も時間を見て読めたら読ませて頂こうと思います。
THE☆AMERICANって感じの会話ですね!アメコミとか外国映画をちゃんと観ていないと、こういう言い回しは出てこないよなぁ…と、感心しているところでございます。私もアメリカのノリを再現しようとしたんですけど……挫折しました。勉強不足ですね…。
本日はここまでになりますが、また明日にでもお伺いさせていただきます!少しばかりお待ちください!