ドキドキしてもらえましたか!(^^)!

桃太郎って、案外本当にこんな気持ちだったのかもしれません。
自分の入っている桃に包丁を突き立てられるなんて、怖すぎますもの:;(∩´﹏`∩);:

自分は安心している所で、思わぬバッドエンドという展開を書く事があるのですが、今回は逆に恐怖から思わず脱力してしまうオチを付けて見ました!(^^)!

外の状況が中途半端にしか分からない桃太郎は、さぞ怖かった事でしょう。

実はこんなオチでしたー( ﾟ∀ﾟ)ｱﾊﾊ八八ﾉヽﾉヽﾉヽﾉ ＼ / ＼

最初は、お母さんのおなかの中から赤ちゃんが出てくるという展開を考えていたのですよ。だけどそれだど、今一つ何かが足りない。予想付く人もいるかもしれない。そんな時ふと降りてきたのが、桃太郎なのでした!(^^)!

笑顔になってくれて良かったです。
自分の文章力では怖いホラーは無理！なら笑えるホラーならどうだろうと思って書きました。

星もくださってありがとうございます。

ホラーに見せかけて実は桃太郎。
ちょっぴりヒントも出していたので、途中で展開を読まれはしないかとビクビクしていました。

そうなのです。彼は生まれてくるまでの間、様々な災難に見舞われていたのです。
特に最後にお婆さんが包丁を振り下ろした時は、生きた心地がしなかったでしょうね。
元気を出せ桃太郎。君はこれから鬼退治をして英雄になると言う、輝かしい未来が待っているのだ！

ホラーが一転、誰もが知っている有名な昔話に繋がりました。
桃太郎が産まれてくるまでのお話は、普通ならお爺さんお婆さんサイドで語られますけど、桃太郎視点だとこんな感じになっちゃうのです。
きっと鬼退治に行くよりも、よほど怖い経験だったでしょう。

身動きの取れない真っ暗な空間。振り下ろされる刃物。よくよく考えたら滅茶苦茶恐いですよ。暗所恐怖症や閉所恐怖症になってもおかしくありません。

彼はこの後『日本一』なんて旗を掲げて鬼退治に行くわけですけど、きっとこう思ったことでしょう。鬼よりも桃の中の方が怖い、ってね。

ジャンルはホラーでいいかどうか迷いました。ですがジャンルを童話にしたら、バレバレすぎると思いましたし、前半の描写はホラーのそれなので、まあいいか。

『老婆と刃物』は入れるかどうか迷いましたけど、あまりにノーヒントだと唐突に感じるかもと思って書きました。
『最後の５分間』は参加作品数が多いので（現時点で４００）、他と被らないようにと考えた結果、なぜか桃太郎に行きついちゃいました!(^^)!

この前はシンデレラを描いたので、今回は日本の御伽噺のド定番、桃太郎をアレンジしてみました。
実際桃太郎に意識があったら恐かったと思いますよ。閉じ込められて、川で流されて、包丁を振り下ろされて。よく鬼退治をするような真っ直ぐな子に育ったなと感心します。

途中『川に流された』とか『包丁を持った老婆』とかキーワードを入れていたので、実はオチに気付かれたらどうしようと心配していました。

もしかしたらこの後、桃太郎はお婆さんを怖がるようになるかも？彼にトラウマを作ってしまいそうなお話でした。

実はこの話、構想当初は母親の出産時の５分間の予定だったのです。ですがそれだと他の人と被る可能性があったので、子供視点に変え、それでもまだ印象が似そうだったので桃太郎にしてみました!(^^)!

なんだか原形をとどめていませんけど、オチにビックリしてもらえることを願って書いてみました。インパクトがあると言ってもらえて嬉しいです。