334話 女神たちの雑談

 ◇水の女神エイルの視点◇


「ほら、これよ」

 そう言ったノアが差し出したマコくんの『魂書ソウルブック』を女神わたしたちは覗き込んだ。

 離れた場所にいた月の女神ナイアルラトホテップも、ちゃっかり一緒に覗き込んでいる。


「ちょっと! 何よこれ!」

 目ざとく見つけたのは運命の女神イラちゃんだった。

 彼女が指差すほうを見ると。




『RPGプレイヤー』スキル

 ――『■■■■■■■■■■■』の発動回数(XX)




 読めない。

 能力名が黒く塗りつぶされていた。


「ねぇ、ノア。こんな能力スキルをマコくんって持ってた?」

 私は尋ねた。

 マコくんの魂書は、何度か見たことがあるけどこんな記述はなかったはずだ。


「私の信者になった頃から持ってたわよ。隠蔽してたけど」

「何でそんな事するのよ! それにこの変な黒いのは何よ! 読めないんだけど!」

 ノアの言葉にイラちゃんが、キー! と文句を言っている。

 どうやらイラちゃんにも、マコくんの魂書のスキルが見えないらしい。


「ノアくん、ノアくん。勿体ぶらずに、なんて書いてあるか教えてくれよ」

「ああ、ここまで来て隠す意味はないだろう」

 月の女神と太陽の女神アルテナ姉様が言った。


「…………」

 ノアは私たちを意味ありげに見つめ微笑む。

 そしてゆっくり口を開いた。


「もうわ。これが正しい表記よ」


「そんなはず無いでしょ! だったらどうして読めないのよ!」

 イラちゃんが即反論する。


「私は読めるわ。……もっとも全ての文字が読めるようになったのは、ついさっき。マコトを眷属にしてからね」

「該当信者と関係性が深まるほど文字が開示される……? 私は2文字だけ読めるな」

「僕も同じだね。正直、これじゃどんな能力なのかわからない」


 アルテナ姉様や月の女神が読めない文字……。

 最高位の神格であるこの二人が?

 そんなことありえるのだろうか。

 マコくん、一体何のスキルを持ってるの?


「で、結局高月マコトの能力は何なのだ?」

 アルテナ姉様が、鋭い口調で問うた。




「MULTIENDING《マルチエンディング》の発動……ここにはそう書いてあるわ」




「マルチエンディング…………? 聞いたこと無いスキルね」

 イラちゃんが首を捻っている。

 ということは、こっちの世界の能力ではないということかしら。


「異世界人特有の固有能力か。稀にあることだが……」

「で、その効果は何なんだい?」

 アルテナ姉様は何かを考えるように腕を組み、月の女神は先を促す。


「効果は、。それだけよ」

 未来を増やす……?

 それってつまり。

 私はイラちゃんの顔を見た。

 彼女も同じ考えに思い至ったようだ。


「まさか……私が未来視を外してばっかりだったのって…………」

 イラちゃんが、ワナワナと震えている。


「マコトの所為かもね」

 事もなげにノアは言った。


「あいつーー!!! そうだったのー! 私がどれだけ苦労してきたか! 許せない!!」

「まぁまぁ、イラちゃん落ち着いて。ねぇ、ノア。このスキルのこと、マコくんは知ってるの?」 

「知らないわ。マコトは『選択肢を選んでるだけ』って言ってるし」

「あー、確かにそんなこと言ってたかも」

 マコくんは夢の中で頻繁に海底神殿にやってきていた。

 その会話の中で聞いたことがあったような……。


「エイル……おまえ、知っていたのか?」

「え”?」

 やばっ!

 私はノアの監視役なんだったー!

 このままじゃ、怒られちゃう!


「なぁ、ノアくん。未来を増やすって言っても、思い通りになるわけじゃないんだろう? むしろ騎士くんはとても苦労しているようだったし。結局、このMULTIENDING《マルチエンディング》って能力はそこまで魅力があるのかい?」

「どうかしらね。正直、使い勝手は悪いんじゃないかしら」

「だよねぇ、……だったら、どうしてノアくんは自分の神気を分け与えてまで騎士くんを眷属にしたんだい?」

 月の女神の言葉で、皆の意識がそっちに向く。

 ナイス! ナイア!


「そうだな、私も同意見だ。この能力を欲して高月マコトを眷属に引き入れたのか? わずかとはいえ、ノアはそのために神性を失ったのだぞ?」

「と言われてもね、深い意味はないわ」

 アルテナ姉様の追求に、ノアは肩をすくめただけだった。

 月の女神は、その様子をじっと観察している。


 ノアは、まだ何か隠している……。


 私よりもはるか格上の女神二人は、そう考えているようだった。


 正直、私にはノアが何を考えているのかさっぱりわからない。

 あれだけ海底神殿に通い詰めたのに……。


 まさか世界を滅ぼそうとしてたなんて、思いもしなかった。

 ちょっと、落ち込む。


 ノアとアルテナ姉様と月の女神の三柱は、ぴりぴりとした空気を放っている。

 私は入り込めそうにない。


「ねぇ、イラちゃん」

「うーん……、やっぱり何て書いてあるか見えない…………、何か言いました? エイル姉様」

 私は隣でマコくんの魂書を横からみたり、透かしたりしている妹女神に話しかけた。


「ノアはどうしてマコくんを神化して、眷属にしたんだと思う?」

「え、そんなの決まってるじゃないですか、エイル姉様」

「あら、イラちゃんにはわかるの?」

 意外な答えが返ってきた。


「もちろんですよ!」

「教えて、イラちゃん」

 私が尋ねると、妹は自信満々に言い放った。


 


「ノアが高月マコトにからですよ! 私がキスをしようとした時だって必死に止めてきたもの。あれは間違いなく嫉妬したのね! だから、他の女神に盗られないように眷属にしたんですよ、エイル姉様!」


 ふふん、と得意げなイラちゃん。


「はぁ~」

 私はため息を吐いた。


 まぁ、そんな答えだろうと思っていた。

 密かにこっちの会話を聞いていたらしい、アルテナ姉様と月の女神も嘆息している。


 まったく。

 天界の男神全てを惑わして。

 聖神族の尖兵たる天使たちが、その美貌で槍を向けられなかった女神ノア。

 かの女神に惚れる者は数多いれど、ノアが惚れるなど絶無。


 天界の常識だった。

 まったく、ノアも鼻で笑っていることだろう。

 と思い、そちらに視線を向けると。






 ――で俯いているノアの姿があった。






「…………は?」

 間の抜けた声は、私だったのかアルテナ姉様だったのか。


(え、演技よね?)


 ノアは嘘がうまい。

 天界で騙された者は、数え切れない。 


 でも……、私だって女神の端くれだ。

 私の『神眼』には、どう視ても本気で照れているノアの姿が映っていた。


 場を静寂が支配する。

 いや、隣のイラちゃんだけは空気感がわかってないようだけど……。


 沈黙を破ったのはナイアだった。



「あははははっはははははははははははははは!! く、苦しいっ! 笑い死ぬ! ノアくんがっ! あのノアが、地上のゴミに惚れるなんてっ!」


「あ? 殺すわよ」

 月の女神の笑い声にノアの目が剣呑に光り、月の女神の胸ぐらを掴み上げた。

 それでもナイアの笑い声は止まらない。


「すまない、すまない、ノアくん。僕は祝福するよ。騎士くんにも詫びないとね。こんなに笑ったのは久しぶりだ。いやー、さっきのノアくんは見ものだった。あと百年は笑える」

「あ~ん~た~は~! とっとと消えなさいよ!」

 ノアがギリギリと月の女神の首を絞めている。

 ミシミシと嫌な音がしている。

 ちょっと、あれマズイんじゃ……。


「ギブ! ギブだ! ノアくん、許してくれ。僕と君の仲じゃないか。何なら足でも舐めようか?」

 月の女神はするりとノアの首絞めを抜けて、蛇のようにノアの背後を取った。


「ち、逃げるな」

「ふふ、こっちだよ」

 ナイアはノアに後ろから抱きつくと、その頬に口づけをした。


「なにするのよ?」

「ふふふ……、お祝いだよ。騎士くんに神気を分けてしまったんだろ? 僕の神気で補充するといいよ」

「あんたの濁った神気とか要らないんですけど……、まぁいいわ。貰っておいてあげる」

「あー、笑った、笑った。じゃあ、僕は他の世界に召喚よばれてるから、そろそろ帰るよ。また来るよ、ノアくん」

「もう来なくていいわよ」

 月の女神はウインクをして、笑いながら姿を消した。


 遅ればせながら、イラちゃんも自分の発言が問題だったことに気づいたらしい。

 ノアがギロリと、イラちゃんを睨む。


「そういえば、仕事に戻らなきゃ! 高月マコトが無事に地上に到着出来たか、確認しないと!」

 と言う声が聞こえた時には、すでにイラちゃんの姿はなかった。

 こ、声だけ残して先に転移した!?

 相変わらず魔法の器用さは、天界でもトップクラスの妹だ。


「わ、私もそろそろ……」

 こっそり帰ろうとして。


「エイルはここに残れ」

「はぅ」

 アルテナ姉様に止められた。


「ノア」

「なによ?」

 アルテナ姉様とノアがにらみ合う。


「おめでとう」

「「え?」」

 アルテア姉様の意外な言葉に、私とノアが驚きの声を上げた。


「くく……、しかしまさかノアが初恋とはな……。こんな日が来るとは」

「あんたねぇ……」

 厳格なアルテナ姉様が肩を震わせていた。

 うわぁ、珍しい光景。


「が、まだ聞きたいことはある」

「ん?」

 いつもの表情に戻ったアルテナ姉様が、ノアに向き直る。


「ノアが高月マコトのことを大切に想っていることは疑っていない。だが、あのスキル……『RPGプレイヤー』と呼んでいる能力の本当のことを言え」

「だからさっき言ったでしょ」

「隠していることを話すんだ」

「…………疑い深い女ね」

「付き合いは長いからな」

「ち……、1500万年も顔を突き合わせていると隠し事もできないわね」

 折れたのはノアだった。

 

 ってことは、アルテナ姉様の読み通りまだ隠し事があったってこと?



「言っておくけど、これから言うことは私の推測よ?」

「……どういうことだ?」

「マコくんを眷属化したから、全部能力については把握してるんでしょ?」

 私は首をかしげたが、ノアは真剣な表情のままだった。

   


「マコトのスキルが持ってるMULTIENDING《マルチエンディング》って能力なんだけど……多分、影響範囲に女神ノアわたし聖神族あんたたちわ」



「いやいやいや……」

 ノアの言葉に私は、ツッコミを入れる。


「そんなはずないだろう。地上の民にスキルは、いずれ天界にいる神族われわれへと至る道具としてのものだ。地上の民が使っている魔法やスキルは、全て我らが扱う奇跡の劣化品。それが神族われわれに影響するはずがない」

 アルテナ姉様の言葉に私はうなずく。

 当たり前の話だ。

 地上の民は、どうあっても神に傷一つつけることはできない。



「じゃあ、どうして女神ノアわたしはマコトに惚れたのかしら?」

「「……」」

 ノアのセリフに私たちは言葉に詰まる。


「それにあんたたちもよ。マコトは、本来なら忌むべき古い神族の使徒。なのに随分と好意を持ってるわよね?」

「それは……」

「だって、マコくんはソフィアちゃんの許嫁だし。水の国を救ってくれたし……」

「ニャルだってそうよ。あいつが地上の民に手を貸すなんて、考えられないわ」

「……そうだな」

 確かに、いつもの月の女神はもっと地上の民に無関心で。

 何なら破滅に導くのが趣味のような女神だ。



「だが、であれば高月マコトのスキルによって世界が動かされているというのか? そんな馬鹿なことがあるはずが」

「そんなわけないでしょ。マコトが何回死にかけたと思ってるのよ」

 アルテナ姉様の言葉を、ノアが否定する。


「結局、高月マコトのスキルは何なのだ?」

「最初に言ったけど、これは私の推測よ? だって私自身が影響を受けているって前提だから」

「「……」」

 私とアルテナ姉様は、だまって頷いた。



「マコトの能力――MULTIENDING《マルチエンディング》。マコトの話だと、重大な決断をする場面で選択肢が現れる。そして、その選択肢を選んだ瞬間『未来』が増える。だけど、その未来は必ずしもマコトにとって都合が良いとは限らない……」

「マコくんの能力なのに?」


「マコトはね、『安全そう』とか『正しそう』って基準で選ばないのよ。『面白そう』な選択肢を選んじゃうの」

「あー、そうね。マコくんは」

 それは納得だ。

 

「多分、マコトがここまで来れたのは多大な幸運ラッキー……、それと狂気的なまでの努力。おそらく試行錯誤の回数が多いほどMULTIENDING《マルチエンディング》は発動する。他の誰かが、同じスキルを持ってもこうはならなかったでしょうね」

「マコくんのためにあるみたいなスキルね」

 

「だが、謎はまだある。聖神族ですら感知できない影響力を持つようなスキルを、一体誰が与えた? 月の女神の仲間の『外なる神々』が関わっているのか?」

「多分、違うわ。ニャルはおそらく無関係」

「では、一体……」


「アルテナが異世界召喚しちゃったからでしょ?」

 ノアが意外なことを言った。


「それが関係あるの? ノア」

「異世界からやってきた者には、無作為ランダムにスキルが付与される。その時に偶然、スキルができたのよ」

「でも、聖神族にすら影響を与えて、それに気づかせないなんて……」

「え?」

「神族を創ったと言われる存在に由来するスキルならありえるんじゃない」

「それは……本当に存在するのか?」

「知らないわ。古い神族だってその姿を見たことはない」

「だったら、それは妄言の類だ」

「だから、言ったでしょ。全部私の推察だって」

「「…………」」

 ノアの言葉に、私たちは何も言えなかった。


「結局何もわからないわけか」

 アルテナ姉様は、悩ましげに首を振った。


「異世界からの召喚は、今後の運用を考える必要があるな。第二の高月マコトが現れないとは限らない」

「マコくんみたいな子は、そうそう居ないと思いますけど……」

「先々の計画もいいけど、もっと深刻なことがあるわよ」

 ノアが不吉なことを言い出した。


「それは何だ? ノア」

「マコトの……、って知ってる?」

「え? ノアを海底神殿から助けたんだから、ハッピーエンドでしょ?」

「エイルは知ってるでしょ。マコトは目標を立てて、そこに走り続ける子だって」

「それは……そうだけど」

 地上の民が海底神殿を突破して、女神ノアを救い出し、神族の仲間入りした。

 これ以上何を望むというのか。



「マコトってば……、神界戦争を起こして古い神ティターン族を復権させたいんだって……。女神ノアわたしのために……」


「「…………」」

 アルテナ姉様の顔がこれほど引きつるの生まれてはじめて見た。

 きっと私の顔はそれ以上だ。



「今はまだ無意識だけど。世界が平和になったら、多分マコトはそう考えるわ。ただ、流石にそれはちょっとね……」

「ノア! お前はどうする気だ! まさか同じように考えているのか!」 

「いや、いくらなんでも時期尚早というか、復活したばっかりだし……。でも、マコトに迫られたら断る自信が無いというか……」

 珍しくノアがモジモジしている。

 か、可愛いんだけど、恐ろしい。


「エイル……」

 アルテナ姉様の低い声が響いた。


「は、はい……」

「高月マコトの監視を命じる。確か水の巫女の婚約者だったな。なんとしてもその婚姻を進め、天寿を終えたのちには天界へ招き入れろ。神界戦争は絶対に起こさせるな!」

「わ、わかりました」

 うわー、仕事が増えたー!!


「マコトってば、神族で最弱ってわかってるくせに努力しちゃうからなー」

「ノアもわかっているなら止めろ!」

「あの子全然言うこと聞かないし」

「マコくんって異世界から来た子たちの中で最弱だったのに……」

「でも、あっという間に突き抜けちゃったわね」

 知ってる。

 それが怖い。

 最弱であることが、ちっとも安心材料にならない。

 むしろ奮起して頑張っちゃうのがマコくんだ。


 しかも、マコくんのスキルがどこまで影響力を持っているのか未だに謎のままだし。


「24時間の監視だな。寝ている時も、食事中も、風呂の間も、恋人との逢瀬でも……、ひとときたりも目を離すな」

「…………はい」

 嫌だなぁ。

 でもアルテナ姉様の言うことは絶対だ。


 イラちゃんにも手伝ってもらおう。

 そーいうの好きそうだし。

 私は密かに決意した。




 ◇高月マコトの視点◇




 ――背中がぞわっとした。


 身体が震える。


「どうしましたか? マコトさん」

「うーん、風邪ですかね。少し寒気が」

「神様になられたんですよね? 風邪を引くのでしょうか……?」

「そう言えばそうですね」

 現在、俺とノエル女王は西の大陸の上空を、水魔法・水龍に乗って移動している。


 風の大精霊シルフを呼んで、さくっと運んでもらおうと思ったら竜巻が百個くらい現れてとんでもないことになった。


 ……風魔法なんて全く修行してなかったからなぁ。

 今使うのは諦めた。


 それに神族になった影響か、水魔法の調子がすこぶる良い。

 飛行機に乗っているような速度で移動している。

 向かい風は、ノエル女王の結界で防いでもらった。


 この調子なら、あっと言う間に太陽の国の王都に到着するだろう。


 しかし、無計画で敵に挑むのは怖い。


 どこかで休憩して、作戦を立てたいのだけど……。

 

「ノア様~?」

 さっきから声をかけているのだけど、返事がない。

 立て込んでいるのだろうか?


「女神様からお返事ありませんか? 私もアルテナ様へ呼びかけているのですが……」

 ノエル女王がしゅんとしている。

 

 もしかしたら、ノア様とアルテナ様で何か話をしているのかもしれない。

 どちらも偉い女神様だし、色々あるのだろう。

 しかし、困ったな、と思っていた時。 



 ――高月マコトー!!!



 天から声が響いた。

 この声は……


「運命の女神様?」

「イラ様の声ですね」

 俺とノエル女王は、顔を見合わせる。


「イラ様、どうしましたか?」

 俺は空に向かって叫んだ。



 ――困っているようね、神に成り立ての坊や! 私が手伝ってあげるわ!



「おお!」

 それは心強くもあり、一抹の不安を覚える頼もしい運命の女神イラ様からの申し出だった。

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