応援コメント

背信の業火⑧」への応援コメント

  • 雷獅子戦は苛烈を極め、しぶとすぎる彼をシンさんは散々化け物呼ばわりしていましたが、シンさんの方がその身に本物の怪物を宿していたのですね。「本命」というのはこれのことだったのでしょうが、一方で雷獅子戦のラストでシンさんが見せた、境地というか奥義というか、明らかにそれまでの剣技とは一線を画した連続斬りも圧巻でした!
    ワールド・デストロイヤーのゴツゴツした無骨な風体、カッコいいですね。シンさんの荒々しく、どこか退廃的なイメージにも合っている気がします。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    過去の章で書いた通り、シンは強力な能力には恵まれず、純粋な剣技と身体能力で十聖にまで上り詰めた人物です。雷獅子は今でこそ一戦目の最後にシンが見せた"本命"に夢中ですが、元々はその独特な戦闘能力を痛く気に入っていた、という設定があります。彼が割とあっさり満足したのは、追い詰められたシンがその頃の実力を取り戻していたからですね。

    奥義に関しては、絞り出したアイディアなので誉めて頂けたのは純粋に嬉しいです。自分に書けるかは不安でしたが、最低限の迫力は出せていたかと安堵しました。

    いつも読んでくれてありがとうございます。この物語はもうすぐ一区切り付きますが、最後まで楽しんで頂ければ幸いです。