第23話 自殺
なぜか今まで自殺に3回遭遇している。
小さい山の上に宅地開発途中で放棄されている所があった。
仕事でそこを頻繁に車で通っていた。
仕事以外でこの道を通る車はほぼ無い。
ある日行き止まりの道の奥にシルバーの軽自動車が停まっていた。
5時間後再びそこを通るとまだ停まっている。
不思議に思い近づいていくと、マフラーからホースが窓につなげてある。
嫌な気がして窓を覗く。
5~60代の親父がシートを倒し寝てるように見える。
窓を叩き、車を揺さぶるが反応はない。
急いで警察を呼び、話を聞かれた。
それからひと月半後、また同じ所で今度は白の軽自動車が同じように自殺してい
た。
呼ばれたのかは解らない。
この道を通るのをやめた。
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