第22話 林間学校
40年ほど前の話。
小学校の林間学校で和歌山県の高野山へ行きました。
昼間はお寺巡り、お土産を買ったり。
日は傾き皆で宿坊へ。
順番に風呂に入り、精進料理、スイカを食べ
なぜか肝試しをしました。
両側がお墓の道を100メートル位進むと突き当りになり折り返します。
道も灯篭の明かりでそんなに暗くなくて、しかも班ごとに出発するので6人でワイワ
イと進んでいました。
途中の何カ所かで先生が脅かし役で隠れていて、脅かされ。
そんなこんなで肝試しも終わり、宿坊への帰り道に皆で何処にお化けが隠れてたかで盛り上がってましたが
何かおかしい。
話がかみ合わない。
1カ所だけ古いお墓のところで、見た。見てない。
埒があかずに、先生に聞きに行くと、
「そんなとこ誰も隠れてないぞ」
見たという奴等が、お爺さんが居たという。
学年の3分の1程が見たという。
真意は解らずじまい。
今も林間学校をやっているのだろうか。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます