第20話-4
相変わらずクラスメイト達が五月蠅いけれど、かまってもしかたない。
彼らは結局ものごとの表面的なところしか見ないのだから。
だいたい、幼馴染がアイドルになるなんて――物語の鉄板だろう。
自分の手の届かない別世界の住人になってしまった幼馴染に思いを寄せる。しかしながら相手も自分のことに思いを寄せており――。
ふとしたきっかけで触れ合う心。
試されるアイドルとしての誇りと、個人としての溢れ出る感情。
せめぎあう二つの感情の中、彼女が出した結論は――。
王道じゃないか。
王道アイドルアニメじゃないか。
星色ガー〇ドロップじゃないか。
とにかく、今日はアイドル属性だ。
「けど、具体的にアイドルになんてどうなってなればいいんだろう」
「そこについては、今回も講師の先生をお呼びした」
「「「お呼びしたんだ!?」」」
伊達にこの作者、多くの作品を手掛けていない。お呼びするキャラクターには苦労しないのだった。
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